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Vol.414 子どもを遊ばせるときは熱中症対策をしっかりと!!

暦の上では秋となりましたが、まだまだ厳しい暑さが残る時期です。
消費者庁には、運動中の子どもや遊んでいた子どもが熱中症になったという事故情報が医療機関(※)から寄せられています。

「午前中、校庭でシャトルランをした。休み時間も屋外で遊んだ。4時限目も屋外で授業だった。給食前におう吐し、学校を早退した。帰宅後も水を飲む度におう吐した。」(8歳)

「午前中野球をしていた。帰ってきて元気がなくなった。発熱、頭痛、腹痛あり。」(5歳)

「午前中1~2時間ほどプールにいた。午後から発熱があり救急外来を受診した。」(1歳)

子どもは大人よりも身長が低いため、地面等から照り返しの影響を強く受けます。また、子どもは体温調節機能が十分に発達していないため、熱中症にかかりやすく、気温や湿度が高い日は、特に注意が必要です。以下のポイントを確認しながら、熱中症に注意して楽しく遊ばせるようにしましょう。

  • 子どもの様子を十分に観察しましょう!
    (顔が赤い、ひどく汗をかいているなど子どもに異変がある場合には、涼しい環境下で十分な休息を)
  • こまめに水分や塩分補給し、特に遊びの最中には、定期的な休憩を!
  • 通気性のよい服など外出時の服装に注意し、帽子も忘れずに!
  • 日頃から、栄養バランスのとれた規則正しい食事や適度な運動を通して、暑さに負けない体づくりをしましょう!

(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成30年6月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。

(参考)
過去の配信メール

担当:消費者安全課