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「「賞味期限」の愛称・通称コンテスト」及び「私の食品ロス削減スローガン&フォトコンテスト」結果

厳選なる審査の結果、「「賞味期限」の愛称・通称コンテスト」及び「私の食品ロス削減スローガン&フォトコンテスト」の入賞・入選作品が決定しました。

概要

食品ロス削減のためには、国民各層がこの問題を「他人事」ではなく「我が事」として捉え行動に移すことが必要です。消費者庁では、食品ロス削減のための広報・啓発活動の一環として、「賞味期限」の正しい理解を促進する観点から「「賞味期限」の愛称・通称コンテスト」を、また、食品ロス削減のための取組やエピソードに基づいて作成したスローガン(宣言)及びその想いを表現した写真を募集する「私の食品ロス削減スローガン&フォトコンテスト」を実施しました。

「「賞味期限」の愛称・通称コンテスト」入賞・入選作品

  • <内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)賞>
    「賞味期限」の愛称・通称コンテスト 内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)賞。
受賞作「おいしいめやす」。
考えた理由・エピソード「『期限』の持つ意味の(この日まで!)という線引きを強調するべきなのか、ゆるくして(まだたべられるんだけどね)と伝えるべきなのかで、悩みます」。
受賞者:栗尾 あゆみ
  • <消費者庁長官賞>
    「賞味期限」の愛称・通称コンテスト
消費者庁長官賞
受賞作「たべごろ目安・のみごろ目安」
考えた理由・エピソード「【期限】の言葉に強制感を感じてしまうので、あえてぼやけた表現をつかいまいた。普及の案としては表示で【〇月〇日ごろ】とすれば、多少前後しても気にしない人も増えるのではないでしょうか」
受賞者:茂澄 優
  • <入選作品>
    「賞味期限」の愛称・通称コンテスト
入選7作品
1.受賞作「まだ、捨てないDay」受賞者:染谷 祐希
2.受賞作「食べごろライン」受賞者:浜口 直樹
3.受賞作「まだまだ食べれるDay」受賞者:古波藏 保昌
4.受賞作「おいしく食べライン」受賞者:坂本 千代子
5.受賞作「美味しさ目安・おいしさめやす」受賞者:前川 泰徳
6.受賞作「おいしさのボーダーライン」受賞者:浜口 直樹
7.受賞作「たべごろピーク」受賞者:浜口 直樹

「私の食品ロス削減スローガン&フォトコンテスト」入賞・入選作品

  • <内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)賞>
    内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)賞
スローガン「でこぼこやさいに魔法をかけて」
取組やエピソード「私たちは見た目が悪いと言った理由で捨てられてしまう規格外野菜のことを知ってもらうために活動しています。野菜に魔法をかけるように料理してその魅力を伝えるのが私たちの目標です」
受賞者:でこべじカフェ(代表 三宅 浩士朗)
(写真)二つに割れたトマトを持つ手。後ろには、規格外の野菜の入った籠が置いてある
  • <消費者庁長官賞>
    消費者庁長官賞賞
スローガン「同食材、調理法を変えて楽しむ!食品ロス0」
取組やエピソード「食材を余らせて捨てないように、3日で使い切り献立を。同じ材料を使いつつ調理法を変えて、無理なく無駄なく、飽きずにおいしい食事を楽しんで、食品ロス削減しています。」
受賞者:武井 智子
(写真)パプリカ・なす・胡瓜・かぼちゃなどの野菜が、野菜炒めや揚げ物など、いろいろなものに調理されている

<入選作品>

  • 入選作品
スローガン「楽しくおいしく食べきる」
取組やエピソード「賞味期限が近づいた乾パンを使用してお菓子の家や自宅近くの清掃工場をつくりました。」
受賞者:匿名
(写真)乾パンでつくられたお菓子の家や、清掃工場を模したという煙突付きの四角い建物が並べられている。
  • 入選作品
スローガン「未利用魚 俺にとっては 魅了魚」
取組やエピソード「サイズが不揃い、マイナーな魚などの理由で市場に出ず捨てられてしまう「未利用魚」。おそらく未利用魚となる魚がスーパーに!食べてみるといつもの魚に劣らない味で、2食分のごちそうに!」
受賞者:安田 篤史
(写真)種類も大きさもバラバラの魚が、一つのビニール袋にまとめられている。その下には、調理後の揚げ物と煮物の写真が並んでいる。
  • 入選作品
スローガン「キャベツ2プロジェクト」
取組やエピソード「スーパーで当たり前に捨てられているキャベツの外葉もったいないと思った。外葉で養殖するウニは美味しいと聞くし、餌代で悩んでいる動物園や畜産農家もあると聞く。スーパーででるキャベツの外葉を無料提供できないのかと思った。」
受賞者:砂口 綾香
(イラスト)スーパーで並んでいるキャベツ。その売り場の横に、外葉を捨てるためのごみ箱が設置されている。キャベツの外葉を捨てる購入者と、それを「もったいない」と思いながら見ている人物が描かれている。
  • 入選作品
スローガン「週1回、冷蔵庫お掃除カレー。食品ロスをなくそう」
取組やエピソード「日曜日恒例、冷蔵庫のお掃除。5歳娘のランチ作り(だいたいカレー)。季節の残り野菜がたくさん。今週もスッキリ使い切れました。おいしかった!ごちそうさま~」
受賞者:麻生 理央
(写真)残り野菜が入ったカレーなべをかき混ぜる女の子
  • 入選作品
スローガン「パシャっと簡単食材管理」
取組やエピソード「スマホで冷蔵庫の中身を撮っておく。」
受賞者:遮眼革
(写真)食材が並べられた冷蔵庫
  • 入選作品
スローガン「冷蔵庫の掃除から始めるロス排除」
取組やエピソード「年に2回、冷蔵庫を空っぽにして、コンセントを抜き、掃除します。」
受賞者:新井 紀子
(写真)空っぽの冷蔵庫
  • 入選作品
スローガン「食材を隅々まで美味しくいただきます」
取組やエピソード「皮の色のグラデーションも一つの味わいキラキラ コロナによる飲食店営業自粛の影響を受けたスダチ。色が変わってしまっても美味しくいただきます。」
受賞者:佐々木彩織
(写真)皮の色が変わってしまったスダチが、半分に切られて瓶の中に詰められている。その後ろには、まだ切っていないスダチが、ボールの中に入っている。
  • 入選作品
スローガン「まずは見切り品を見て、献立を考えよう!」
取組やエピソード「見切り品を選んでいる際、ご高齢の女性に褒められたことが何度もあります。傷ものや日持ちがしないというだけで、ちゃんとした食材。お財布にも優しい見切り品を見て、献立を決めてみるのも二重丸。」
受賞者:山片 彩乃
(写真)売り場のもったいないコーナー。箱の中には、白菜とトマトが入っている。
  • 入選作品
スローガン「丸なすのポタージュで消費促進」
取組やエピソード「コロナによる飲食店自粛により行き場をなくした丸ナス。中味をくりぬきポタージュにして、実の部分と一緒にいただきました。この一品がきっかけで豊洲さんに取り上げていただき、沢山の方に丸ナス消費していただきました。」
受賞者:佐々木彩織
(写真)中味のくりぬかれた丸ナスの中に、ポタージュが詰まっている。

「「賞味期限」の愛称・通称コンテスト」及び「私の食品ロス削減スローガン&フォトコンテスト」審査委員(敬称略・50音順)

井出 留美(いで るみ)
食品ロス問題専門家、ジャーナリスト
川村 和夫(かわむら かずお)
(審査委員長)
一般財団法人食品産業センター 副会長
明治ホールディングス株式会社 代表取締役社長 CEO
食品ロス削減推進会議 委員
滝沢 秀一(たきざわ しゅういち)
ごみ清掃芸人・マシンガンズ
釣流 まゆみ(つりゅう まゆみ)
株式会社セブン&アイ・ホールディングス 執行役員シニアオフィサー
山口 規子(やまぐち のりこ)
写真家
公益社団法人日本写真家協会 理事

担当:消費者教育推進課