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Vol.494 子どものアルコール飲料の誤飲に注意!

消費者庁には、医療機関(※)から子どもがアルコール飲料を誤飲する事故情報が寄せられています。

「グラスの焼酎(薄めたものが30ml程度)を100cmの高さのキャビネットに置いていたところ、目を離した隙に子どもがグラスを持っており、中身が無くなっていた。普段より顔が紅潮している以外に異常を認めなかったが、受診したところ、急性アルコール中毒の疑い。」(1歳)

「ジュースと並べて置いてあった瓶入りのお酒(アルコール5% 275ml)を、子どもが半分くらい飲んで受診。血液検査を行った。帰宅し経過観察。」(4歳)

アルコール飲料は子どもの手が届くところに放置していると、子どもが飲んでしまうことがあります。
また、アルコール飲料には、容器にフルーツが描かれているなど、表示をよく確認しないと清涼飲料と間違いやすいものもあり、容器に記載されている「酒マーク」やアルコール分表示は、まだ字が読めない子どもには理解できず誤飲してしまうおそれがあります。
節目の時期となり、お酒を飲む機会も増える季節ですが、子どもが一緒にいる場所で飲食を行う場合、アルコール飲料は子どもの目に触れない場所や、手の届かない場所に置き、子どもが誤って飲まないように注意しましょう!

  • (※)消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和2年2月末時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

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担当:消費者安全課