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Vol.492 ドアの開閉時に指が挟まれる事故に注意しましょう!

ドアを開閉したときに、子どもが指を挟んでケガをしたとの事故情報が、医療機関(※)から消費者庁へ寄せられています。中には指の骨折や切断に至る重傷のケースもあり、注意が必要です。

「保護者が寝室に入ろうとした時、子どもが後ろにいることに気付かず、ドアを閉めてしまった。子どもはドアに指を挟み、骨折した。」(3歳)

「年上の子がドアを閉めた際に、ドアのちょうつがい付近に左手の薬指を挟んだ。指先は切断され皮膚のみでつながっている状態となった。」(4歳)

「外食先の店のドアに右手の中指を挟み、骨折した。」(4歳)

子どもの手は小さく、ドアのちょうつがい側やドアノブ側、アンダーカット(ドアと床の空間)等のわずかな隙間にも入りやすいので、事故を防ぐために、次のことなどを実施しましょう。

  • ドアの開閉時は子どもが近くにいないことを必ず確認しましょう。
  • ドアのちょうつがい部分に隙間防止カバーなどの指挟み防止グッズを取り付けましょう。
  • 風などで勢いよく閉まることがありますので、ドアを開け放すときは、ドアストッパーなどで固定するようにしましょう。
  • (※)消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和2年2月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

(参考)

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担当:消費者安全課