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Vol.491 耳におもちゃの部品などを入れてしまう事故に注意!

もうすぐ、ひな祭り。楽しみにしている子どもたちも多いのではないでしょうか。このひな祭りと同じ3月3日は、「耳の日」でもあります。消費者庁には、子どもがおもちゃの部品などを耳に入れてしまった事故の情報が、医療機関(※)から寄せられています。

「ビーズを耳に入れてしまい、耳からの出血があった。その後、病院で摘出のため手術を行い、入院した。」(3歳)

「BB弾を左耳に入れてしまった。その後、自然に取れることも考え様子を見ていたが取れず、病院で摘出した。」(4歳)

「人形の髪飾りを耳に入れて取れなくなり、病院で摘出した。」(8歳)

おもちゃの他には、シール、消しゴム、米、虫などを耳に入れてしまった事例がありました。子どもはいろいろなものに興味を持ち、思わぬものを耳に入れてしまうことがあります。
子どもが耳に異物を入れてしまう事故を防ぐために、次のことに注意しましょう。

  • 乳幼児のそばに、耳に入ってしまうような小さなものを置かないようにしましょう。
  • おもちゃは対象年齢を確認し、乳幼児の時期は小さな部品のあるおもちゃは使用しないようにしましょう。
  • 小学生でも、耳に異物を入れてしまう事故は起きています。子どもに、耳にものを入れてはいけないことや、耳にものが入ってしまったときには、すぐに保護者に知らせることを教えましょう。
  • (※)消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和2年2月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

(参考)

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担当:消費者安全課