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Vol.488 電気ストーブや電気こたつの火災に注意!

立春を過ぎたとはいえ、まだ寒さが気になるこの季節、暖房器具が手放せない方も多いと思いますが、消費者庁には電気ストーブや電気こたつなどを使用していて、火災が発生したり、やけどを負ったとの事故情報が寄せられています。

「保護者は別棟にいて、子どもたちだけで寝ていた。夜中に羽毛布団が電気ストーブに接触して着火、居間の一部が燃えた。子どもたちで鎮火させたが、部屋に充満した煙で咳が出た。のどに違和感があり病院を受診した。 」(※1)

「夕方、子どもの部屋のオイルヒーターにつなげている延長コードから発火し、じゅうたんが焦げた。子どもが気付き、足で消したためにやけどを負った。 」(※2)

電気ストーブや電気こたつは裸火を使わず、給油も必要ないため、手軽な暖房器として子ども部屋でお使いの方も多いと思います。火を使わない電気暖房器であっても、油断は禁物です。使用に当たっては、火災ややけどの事故を防ぐために、主に次のことに気を付けましょう。

  • 大人の付添いなしで、子どもだけでは使用しないようにしましょう。
  • 就寝時やその場を離れるときは電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。
  • 燃えやすいものから離して使用しましょう。可燃物がヒーターに接触すると火災の原因となります。
  • 電気こたつでは、布団、座布団及び座椅子をこたつの中に押し込まないようにしましょう。
  • 延長コードの使用やタコ足配線は避け、屋内の壁のコンセントで使用しましょう。
  • (※1)消費者庁は独立行政法人国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和2年1月末時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。
  • (※2)事故情報データバンクシステムに寄せられた事故情報:事故情報データバンクシステムでは、消費者庁と国民生活センターが連携し、生命・身体に係る消費生活上の事故情報を関係機関から一元的に集約して提供しています。

過去の配信メール

(参考)

担当:消費者安全課