Vol.484 ノロウイルスの感染予防には正しい手洗いを!
ノロウイルスによる感染症や食中毒は、冬季に多く発生する傾向があります。
新年会等の多くの人が集まるイベントが集中する時期は、特に注意が必要です。
ノロウイルスは、大きく分けて2つの感染経路があり、人(感染者のおう吐物等)と、食品(十分加熱調理しないカキ等の二枚貝等)からの感染です。
特定の食材からではなく、人から人へのパターンの感染経路が近年増加しているため、以下の点に注意して予防に努めましょう。
- 外出先からの帰宅後はもちろん、トイレ使用後や調理前、食事前に手洗いを徹底すること(人からの感染、食品への二次汚染の防止)
- 加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱すること(ウイルスの殺菌)
家族がノロウイルスに感染した場合、家庭内での感染拡大を防ぐために、ノロウイルスに感染した人のふん便やおう吐物からの二次感染を予防する必要があります。トイレの清掃、おう吐物の処理、感染した乳幼児のおむつ等の取扱には十分注意しましょう。
手洗いは、ノロウイルス等多くの感染症予防にも有効な手段です。子どもにも手洗いの習慣がつくように、家族全員で正しい手洗いを実践しましょう!
(参考)
過去の関連メール
- Vol.432 ノロウイルス感染を予防しましょう!(WARP)
- Vol.381 ノロウイルス感染に注意!(WARP)
- Vol.266 石けんによる手洗いでノロウイルス感染予防!(WARP)
担当:消費者安全課