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Vol.481 ロール式網戸の操作用のひもに注意!

令和元年11月に、家庭内に設置されているロール式網戸を上げ下げするための操作用のひも(ボールチェーン)に、6歳の幼児の首が掛かり、病院に救急搬送された後、死亡が確認された事故が発生しました。
この事故情報は、消費者安全法及び消費生活用製品安全法に基づき、消費者庁に通知されました。

これまでも、子どもの首にブラインド等の操作用のひもが絡まった事故は発生しており、中には死亡に至った事故もあります。

子どもは、高いところからぶら下がっているひもに興味を持ち、引っ張ったり、体に巻き付けたりして遊ぶことがあります。また、テーブル、棚、椅子等に登り、普段は手が届かないはずのひもに届いてしまうこともあります。そのようなときに、何かの拍子にひもが首に引っ掛かって絡まってしまい、窒息等の大きな事故につながるおそれがあります。

ロール式網戸やブラインド等、操作用のひもが付いた製品による子どもの事故を防ぐため、以下の点にご注意ください。

  • 家の中にロール式網戸やブラインド等の操作用のひもが付いた製品がある場合は、クリップ等を使用して、ひもを上の方でまとめ『今すぐに』子どもの手が届かないように対策しましょう。普段は子どもの手が届かないはずのひもでも、テーブル、棚、椅子等に登ることで届いてしまうことがあります。
  • 普段、乳幼児と同居していないご家庭でも、帰省等で乳幼児が来られた場合には、同様の対策が必要です。
  • 新たに網戸やブラインド等を設置する際は、操作用のひもが付いていない製品やループがない又は小さい製品を選ぶと安心です。ブラインド等には規定以上の重さがかかると、ひものつなぎ目の部分が外れるなどの安全対策が施されたものもあります。
  • 安全対策部品には後から付けられるものもありますので、ご自宅に設置された網戸やブラインド等のメーカーにお問い合わせください。

(参考)

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担当:消費者安全課