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Vol.479 お茶、味噌汁、カップ麺などでのやけどに注意!

テーブルや調理台などに置いたお茶、味噌汁、カップ麺などを子どもがこぼしてやけどをする事故情報が医療機関(※)から、消費者庁に寄せられています。

「食事の際、熱いお茶をテーブルの上に置いていた。保護者が子どもを膝の上に抱っこしていたところ、子どもがテーブルクロスを引っ張った。容器が倒れて両足にかかり、やけどを負った。」(0歳9か月)

「キッチン台(高さ85cm)の上に出来たての味噌汁を置いていた。これまで子どもの手が届かなかった場所だが、今日は届いて味噌汁をこぼしてしまい、頬、耳、胸、背中にやけどを負った。」(1歳)

「保護者がカップ麺にお湯を入れていたところ、子どもがテーブルクロスを引っ張り、ラーメンがこぼれ、顔面にやけどを負った。」(1歳)

お茶、味噌汁、カップ麺などの高温の飲み物や食べ物を扱うときは、子どもの手が届かない場所に置きましょう。なお、子どもの発達は早いので、これまで手が届かなかった場所でも注意が必要です。
また、テーブルクロスは、子どもが引っ張って、その上に載った容器を倒す原因になりやすいので、なるべく使わないようにしましょう。使用するときは、長さや大きさを調節して子どもの手が届かないように注意しましょう。
万が一、やけどをしたときは、患部を直接、又は着衣下のやけどは衣服の上から、すぐに水道水などの流水で冷やし、医療機関を受診しましょう。

  • (※)消費者庁は独立行政法人国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和元年10月末時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

(参考)

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担当:消費者安全課