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Vol.477 階段からの転落事故に注意!

子どもがハイハイ等をして自分で自由に動き回れる時期になったら、階段から転落する事故に注意が必要です。消費者庁には医療機関(※)から、自宅の階段で子どもが転落する事故情報が寄せられています。

「保護者が2階で片付け中に、子どもが2階の階段から16段転落した。階段に転落防止用の柵は取り付けていなかった。」(1歳)

「保護者が2階のキッチンで料理をしていたところ、子どもが2階の階段から1階へ転落した。転落防止用の柵を付けていたが、閉まっていなかったようだ。」(0歳9か月)

【階段からの転落事故を防ぐために】
〇階段には、転落防止用の柵を正しく取り付けましょう
子どもはハイハイをする時期になると、保護者が目を離した隙に自分で自由に動き回るため、階段などから転落するリスクが高くなります。特に階段からの転落事故は、大きなけがにつながる可能性が高いので、可能な限り階段には転落防止用の柵を取り付けるようにしましょう。

〇転落防止用の柵は、正しく使用し、常に閉めておく習慣をつけましょう
せっかく取り付けた転落防止用の柵も、正しく使用しないと意味がありません。面倒がらずに、保護者や兄姉などの家族皆で、常に閉めておく習慣を付けておきましょう。

〇転落防止用の柵は、必ずロックをかけましょう
転落防止用の柵には、小さな子どもが触っただけでは簡単に開かないように、ロックをかける機構があります。柵を閉めるときは、忘れずにロックもかけるようにしましょう。

(※)消費者庁は独立行政法人国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和元年10月末時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

(参考)
過去の関連メール

Vol.58 ハイハイを始めたら、階段は危険ゾーン!(WARP)

担当:消費者安全課