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Vol.476 電気カーペットや湯たんぽによる低温やけどに注意!

明日11月8日は立冬です。日に日に朝晩の冷え込みも強くなり、電気カーペットや湯たんぽを使い始めるご家庭も増えているのではないでしょうか。
消費者庁には、電気カーペットや湯たんぽによる子どもの低温やけどに関する事故情報が医療機関(※)から寄せられています。

「電気カーペットの上におねしょパッドとタオルを敷いて子どもを寝かせていた。2~3時間たった頃、子どもが泣き出した。背中が熱く、部分的に皮膚が赤みを帯びていた。」(0歳3か月)

「子どもが湯たんぽを欲しがったので、シリコン製の湯たんぽにカバーをかけたものを渡して寝かせていた。1時間程して子どもが『お尻が痛い』と訴えた。赤くなっている部分があり、一部の表皮がむけていた。」(4歳)

心地よいと感じる温度でも、長時間接することで低温やけどになることがあります。低温やけどは長時間熱の作用が及んだために、深いやけどになっていることも少なくありません。特に、子どもは皮膚が薄いので重症化するおそれがあり、注意が必要です。

電気カーペットや湯たんぽは取扱説明書の注意事項を守って正しく使用しましょう。乳幼児は自分で体勢を変える力が十分でないため、長時間同じ部分を温めないよう保護者が注意する必要があります。もし痛みや違和感がある場合は医療機関を受診しましょう。

  • (※)消費者庁は独立行政法人国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和元年10月末時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

(参考)

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担当:消費者安全課