Vol.473 抱っこやおんぶの時には、保護者の転倒にも注意!
消費者庁には、赤ちゃんを抱っこやおんぶしている際に起きた事故情報が医療機関(※)から寄せられています。
どのようなきっかけで起きているかを見たところ、「抱っこやおんぶをしていた保護者が転倒」してしまい、抱いていたり背負っていた赤ちゃんが頭などにケガをしてしまったケースが比較的多くなっています。
主な例は次のような状況でした。
- 玄関の上り階段を踏み外して転倒
- 歩いていて、コンクリートのブロックにつまずき転倒
- 駐車場の車止めにつまずいて転倒
- 他のきょうだいを追いかけて転倒
- 他のきょうだいが見えておらず、上の子の足に引っ掛かり転倒 等
赤ちゃんを抱いているときは、足元が見えにくくなったり、いつもとは体の重心の位置が変わりますので、上の例などを意識してみてください。
- (※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(令和元年9月末時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。
(参考)
- 消費者庁「子どもの事故防止ハンドブック」
- 抱っこひもからの転落事故に気を付けて!(東京都 消費者庁 経済産業省 一般財団法人製品安全協会 全国ベビー&シルバー用品連合会 抱っこひも安全協議会)
- リーフレット版(WARP)
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担当:消費者安全課