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Vol.467 9月9日は救急の日です!窒息等の応急手当を学びましょう

消費者庁には、あめなどの食べ物による窒息やおもちゃの部品、硬貨等の誤飲による事故情報が医療機関(※)から寄せられています。その中には、応急手当が適切に行われたことで大事に至らなかった事例もみられます。

「赤ちゃん用ではない煎餅を子どもに初めて食べさせようと、2cmサイズの煎餅を与えていると、突然むせ込み始めた。顔色が悪くぜいぜいと苦しそうに呼吸をしていたので、背中を叩くと顔色が戻り、その後救急要請した。」(1歳)

のどに食べ物や異物が詰まって気道が塞がると、僅かな時間で重篤化し、死亡することもあります。窒息や誤飲が疑われるときは一刻も早い対応が必要です。
子どもの成長段階によって応急手当の方法は異なりますので、万が一のときに備え、慌てず適切な行動ができるように対処方法を覚えておきましょう。

9月9日は「救急の日」、9月9日(月)~9月15日(日)は「救急医療週間」です。それに伴い、全国各地で救急医療に関するイベントや講習会が開催されます。救命講習は乳幼児を模した人形を用いて窒息時の対処方法を実際に体験するなど、実践的な技術を学べる講習で、誰でも受講することが可能です。この機会にお住まいの地域の実施予定を確認し、子どもの応急手当の方法などを学びましょう。

  • (※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(令和元年8月末時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。

(参考)

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担当:消費者安全課