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Vol.465 工作に使うカッターや接着剤による事故に注意!

夏休みの自由研究など、お子さんがご家庭で工作をする機会がありますが、消費者庁には医療機関(※)から工作に使うカッターや接着剤による子どもの事故情報が寄せられています。

「姉が自宅で工作をするため、ペン立てをテーブルの上に置いていた。そこから下の子がカッターを手に取り、刃を出して左手を切った。傷は深く6針縫うけが。」(2歳)

「子どもが工作をしていたところ、ボンドの付いた手が下の子の左眼に当たってしまった。まぶたに付いたボンドは取れたが、目の中が痛いと訴えた。」(6歳)

特に兄弟・姉妹のいるご家庭で、カッターや接着剤等、工作に使った道具を出しっぱなしにしていたり、下のお子さんが近くにいると、下のお子さんが手に取って事故が発生してしまう危険性があります。工作をする際は、小さな子どもが工作に使う道具に近づかないように注意しましょう。また、使った道具はきちんと片付け、子どもの手の届かないところに保管しましょう。
万が一、子どもが接着剤を誤飲したり、目に入ってしまった場合、その製品を持って医療機関を受診しましょう。製品の成分表示が医師の判断の助けとなる場合があります。

  • (※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(令和元年7月末時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

(参考)

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担当:消費者安全課