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Vol.463 帰省先では危険箇所を確認しましょう!

夏休みに小さな子どもを連れて帰省される方も多いのではないのでしょうか。消費者庁には帰省中に発生した子どもの事故情報が医療機関(※)から寄せられています。

「実家に里帰りしていたところ、子どものろれつが回らなくなった。近くに祖父の薬が散らばっており、薬が2錠減っていた。救急搬送され、薬物中毒で2日間入院。」(2歳)

「実家へ帰省中、祖父が操作していた農機具の歯車に、指を突っ込んだ。右手人差し指を骨折し、裂創を負った。」(5歳)

帰省先や親族宅等では、自宅と異なる家具や製品等を使用していることもあります。子どもは好奇心が旺盛で、普段と異なる住宅環境や場所では、見慣れないものに興味を示し、触ったり口の中に入れたりします。一方、保護者も日常と異なる環境では危険性を認識しづらく、事故につながることもあります。
夏休み中の帰省等で自宅以外に滞在する際は子どもの行動に注意し、危険なものに子どもが近づいたり触ったりしないよう、普段以上に設備や製品を確認しましょう。

  • (※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(令和元年7月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。)

(参考)

担当:消費者安全課