Vol.455 ウォータースライダーでの衝突事故に注意!
プール施設にあるウォータースライダーと呼ばれる大型の滑り台は、子どもたちにも大変人気がありますが、消費者庁には医療機関など(※)から、ウォータースライダーでの人同士の衝突事故の情報が寄せられています。
「遊園地のプールにあるウォータースライダーを滑り終わって立ち上がったとき、次に滑ってきた子どもとぶつかって転倒し頭部を打った。」(5歳)
「子どもが温泉ホテルのプールにある曲がりくねった長い滑り台を滑って着水するときに、その場に立っていた大人とぶつかった。大人が足をとられて子どもに覆いかぶさり、子どもの前歯がめくれて2本折れた。」(小学校1年生)
ウォータースライダーは滑走面に水が流れているため、思った以上にスピードが出やすく、人同士がぶつかると大きなけがにつながる場合もあります。
ウォータースライダーで遊ぶときは、下記の点に注意しましょう。
- 滑り始めるときは、前に人がいないことを確認してからスタートしましょう。
- 滑っている途中で止まったり、逆走したりしないようにしましょう。
- 滑り終わった後は、次の人のために、すぐにその場から離れましょう。
- 係員がいる場合は、必ず係員の指示に従いましょう。
- 年齢制限、身長制限などの各施設のルールを守りましょう。
- (※1)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(令和元年5月末時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。
- (※2)事故情報データバンク(消費者庁と国民生活センターが連携して実施する事業で、生命・身体に係る消費生活上の事故情報を関係機関から一元的に集約して提供するシステム)に寄せられた事故情報。
担当:消費者安全課