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Vol.453 キッチンに子どもを近づけないで!

消費者庁には、医療機関(※)から、キッチンで起きた子どもの事故情報が多く寄せられています。

「保護者が少し目を離した隙に子どもがキッチンの棚の上のボックスにしまっておいたアルカリ洗剤を誤飲し、おう吐。上気道閉塞症状(気道が閉塞するほど舌や喉が膨張する症状)が出たので、集中治療室へ入室し、3週間以上入院した。」(1歳)

「キッチンの台(高さ70cm程度)の上にあった電気ケトルのコードを子どもが引っ張って電気ケトルが落ちた。保護者がすぐに子どもを抱き上げたが、床にこぼれたお湯に触れてしまい、胸部と手足にやけどを負い8日間入院した。」(7か月)

床面から1m以下の高さの場所は、子どもの手が届く可能性があります。食器用の洗剤など、誤飲のおそれのあるものは、子どもの手が届かない、見えないところに保管し、低い場所の扉や引き出しは簡単に開かないようにしましょう。

また、電気ケトルや炊飯器等は製品本体だけでなく、コードも含めて注意が必要です。

事故のきっかけとなる製品を使用しているキッチンに子どもが立ち入らないよう、ベビーゲートを置くなどの安全対策を実施しましょう。

  • (※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成31年4月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。
(参考)
過去の関連メール

担当:消費者安全課