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Vol.442 大人用ベッドやソファなどからの転落に注意!

消費者庁には、大人用ベッドやソファなどの上でおむつ替えや着せ替えをしている時に子どもが転落したという事故情報が医療機関(※)から寄せられています。

「高さ60cmほどの大人用ベッドの上で子どものおむつを替えた。保護者がおむつを捨てるため、目を離した隙にベッドから転落し、頭部を打撲した。」(7か月)

「子どもの服を脱がせるために、高さ60cmほどのソファの上に寝かせた。保護者が窓のカーテンを閉めている隙にソファから寝返りをして転落。頭蓋骨を骨折し3日間入院した。」(4か月)

消費者庁が徳島県で実施した調査では「ベッド、ソファからの転落が子どもに起こるかもしれないと気にしていなかった」と回答した0歳児の保護者の割合は10.0%でした。

「まだ寝返りはできないから大丈夫」と思っていても、子どもの発達は早く、それまでできなかったことが急にできるようになり、事故につながることがあります。

家庭でのおむつ替えや着せ替えは、大人用ベッドやソファなどの上で行うと、目を離した隙に子どもが転落する危険があるため、床や畳の上などで行いましょう。

  • (※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成31年3月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。
(参考)
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担当:消費者安全課