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Vol.437 豆まきは豆による事故に注意して安全に楽しみましょう!

もうすぐ節分。豆まきを楽しみにしているご家庭も多いと思いますが、かみ砕く力や飲み込む力が弱い3歳未満の子どもにとって、豆やナッツ類は窒息や誤嚥につながる危険があるため、注意が必要です。消費者庁には医療機関(※1)から、3歳未満の子どもの豆による誤嚥等の事故報告が寄せられています。

「ちゃぶ台の皿に入ったピーナッツの豆菓子を、親が目を離した隙に子どもがいじっていた。親が取り上げたが、30 分たたないうちに子どもがせき込み出した。夜になってぜいぜいしだし、気道異物の治療目的で入院した。」(1歳)

「豆まきをした後に、1歳の子どもが床に落ちた煎り大豆をガリガリかじって食べていた。むせ込んでぜいぜいし、呼吸器障害の症状が出た。」(1歳)

節分でまいた豆を、拾って食べてしまわないよう、豆まきの後は必ずきれいに掃除をするようにしましょう。

小さな子どものいるご家庭では、小分け包装された節分用の豆を、袋ごとまいて楽しむという方法もあります。まいた後に掃除が簡単にでき、小さな子どもが豆を拾って食べてしまうというリスクを減らすことができます。

  • ※1消費者庁は独立行政法人国民生活センターと共同で、平成22年12月から医療機関(平成30年12月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。
(参考)
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担当:消費者安全課