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Vol.422 ペダルなし二輪遊具やキックスケーター等の事故に注意!

ペダルなし二輪遊具やキックスケーター等の子ども用の乗り物遊具は人気があり、多く販売されていますが、消費者庁には医療機関(※)から、これらの乗り物遊具の使用中に、ぶつかったり転倒したりしてけがをしたという事故情報が寄せられています。

「子どもが、保護者と公園に行く途中、緩やかな下り坂で乗り慣れたペダルなし二輪遊具に乗っていたところ、勢いで電柱にぶつかり、下顎を切って5針縫合した。ヘルメットは着用していなかった。」(4歳)

「自宅前の緩やかな坂道で友達のキックスケ-タ-に乗っていて転倒した。病院に向かう途中で2回、受診後に1回おう吐し、検査の結果、急性硬膜下血腫及び急性硬膜外血腫が認められた。ヘルメットやサポーターは着用していなかった。」(7歳)

ペダルなし二輪遊具やキックスケーターを道路(歩道を含みます。)で使用することは大変危険です。使用が認められた公園等であっても、人にぶつかったり、段差や傾斜で転倒したりする危険があります。

まず、これらの遊具の取扱説明書をよく読みましょう。そして、子どもがこれらの遊具を使用する際は、各所に掲示されている注意書き等で、使用可能な場所かどうかを個別に確認し、必ずヘルメット、肘当て、膝当て等の防具を着用させ、保護者が立ち会い、子どもから目を離さないようにしましょう。

  • (※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成30年9月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(参考)
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担当:消費者安全課