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Vol.413 帰省先での思わぬ事故に注意!

夏休みに入り、子どもを連れて帰省される方も多いのではないのでしょうか。

消費者庁には帰省中に発生した子どもの事故情報が医療機関(※)から寄せられています。

「親の実家へ帰省中、子どもが口をむしゃむしゃしていると思ったら、たばこを食べていた。つかまり立ちをして、棚の上にあった祖父のたばこを床に落とした様子で、その後5回おう吐した。(0歳)」

「親の実家にて、子どもが床に置いてあった炊飯器の蒸気に触れ、右手にやけどを負った。近くには大人が何人もいたが、目を離していた。(1歳)」

他にもやかんや電気ポットによるやけど、ドアに指を挟むなどの事故も発生しています。

環境が異なる帰省先では、見慣れないものが多く、子どもが興味を引かれたり危険を認識できなかったりして事故につながることがあるのに対し、事故防止策がとられていない場合があり、注意が必要です。

子どもが触ったり、誤飲したりすると危険なものがないかをよく確認し、滞在中は子どもの目に触れない、手の届かない場所で使用・保管するようにしましょう。また、それらの対策が難しい場合は、その危険性を家族で認識・共有しておき、子どもの行動に気を配り、目を離さないようにしましょう。

(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成30年6月末時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。

(参考)
過去の関連メール

担当:消費者安全課