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Vol.412 ベビーカーに子どもを乗せたままエスカレーターを利用しないで!

旅行や帰省などで子どもと出かける機会が多い時期です。エスカレーターは駅や空港、商業施設内での移動に便利ですが、消費者庁には、ベビーカーに子どもを乗せたままエスカレーターを利用したことによる事故情報が寄せられています。

「ベビーカーに子どもを乗せたまま下りエスカレーターに乗ったところ、子どもが前に放り出され10~15段下に転落した。」(3歳)(※1)

「他の客のベビーカーが上りエスカレーターに引っかかり緊急停止したため、自分と子どもが前のめりになり首や背中を痛めた。」(※2)

ベビーカー使用時のエスカレーター利用は、ベビーカーに乗せた子どもが転落等によりケガをするおそれがあるだけでなく、周囲の人にも危害が及ぶことがあり非常に危険です。エスカレーターの利用はしないで、エレベーターなどを利用しましょう。エレベーターがない場合は、駅員や店員等に補助してもらえる場合もありますので、無理せずに相談してみましょう。

また、7/23から8/31まで全国の駅等で「エスカレーター『みんなで手すりにつかまろう』キャンペーン」が実施されています。小さな子どもを連れてエスカレーターを利用する際は、保護者の方が手すりにつかまり、必ず子どもと手をつないで、黄色い線の内側に立ちましょう。

※1 消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成30年6月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。

※2 事故情報データバンクシステムに寄せられた事故情報:事故情報データバンクシステムでは、消費者庁と国民生活センターが連携し、生命・身体に係る消費生活上の事故情報を関係機関から一元的に集約して提供しています。

(参考)
過去の関連メール

担当:消費者安全課