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Vol.403 草刈りの作業中は子どもを近づけないで!

消費者庁には、自宅の庭や公園などでの草刈りの作業中に、刈払機(草刈機)により子どもがけがをしたという事故情報が寄せられています。

「保護者が目を離した際に、子どもが自宅の庭においてあった草刈機のスイッチを入れてしまい、回転した刃が手に触れて子どもの指先を切った。」(5歳)(※1)

「野球部の練習試合に備え草刈作業中、草刈機が跳ねた石が生徒の右目に当たった」(10歳代)(※2)

刈払機は鋭利な刈刃が回転する危険な器具です。子どもが誤って刈払機のスイッチを入れてしまうと、回転する刈刃に接触し大けがをするおそれがあります。また回転する刈刃にはじかれて飛散した小石や金属片などが子どもに当たり大けがにつながることもあります。草刈の作業中には子どもを半径15m以内に近づけないようにし、終了後はすぐに刈払機を子どもの手の届かないところに片付けましょう。

(※1)医療機関から寄せられた事故情報。消費者庁は独立行政法人国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成30年5月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

(※2)独立行政法人日本スポーツ振興センター学校事故事例検索データベースの事故情報。

(参考)

担当:消費者安全課