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Vol.394 おむつ替え時等の転落事故に注意!

消費者庁には、商業施設等に設置されているおむつ交換台や家庭のソファなどから、子どもが転落しけがをしたという事故情報が医療機関(※1)から寄せられています。

「スーパーに設置されている高さ約1メートルのおむつ交換台から後ろ向きに転落し、頭蓋骨骨折。」(1歳)

「子どもの服を脱がせるために、高さ60センチメートル程度のソファの上に寝かせた。保護者が窓のカーテンを閉めている隙にソファから寝返りをして転落。頭蓋骨を骨折し3日間入院した。」(0歳)

ある実験では子どもが、約60センチメートルの高さからコンクリートの床へ転落した場合や約75センチメートルの高さからフローリングの床に転落した場合、頭部損傷のリスクが非常に高くなるという分析結果もあります(※2)。商業施設等にあるおむつ交換台でおむつ替えをするときは子どもにベルトを着用し、目を離さないようにしましょう。

また、家庭でのおむつ替えや着せ替えは、ソファなどで行うと転落の危険があるため、床や畳の上で行いましょう。

(※1)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(平成30年1月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

(※2)「抱っこひも等の安全対策 ~東京都商品等安全対策協議会報告書~」P54~P59(平成26年12月 東京都生活文化局)
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2014/12/40ocp100.html

(参考)
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担当:消費者安全課