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組立式家具に関するけがに御注意ください! -組立て後も緩みやぐらつきがないか確認を!-

(左)まずは部品の確認を! (右)緩みやぐらつきはありませんか?

本棚やベッド、椅子など、組立式の家具を購入し、自分で組み立てる方が多くなってきています。組立式家具は完成品を購入するよりも安価で購入でき、運搬も容易ですが、組立て方が分からず、不適切な組立てにより、組立て中に負傷する事例や、完成後もねじの締付け不足や過剰により一部が破損し転倒した事例などが発生しています。特に、椅子は組立式でなくても骨折などの重大な事故につながることが多く、部品の破損が無いか確認する、ねじの緩みを防ぐため増し締めを行う等、取扱いに対し注意が必要です。また、配送業者等による組立てサービスを利用した場合でも、事故が発生していることに注意しましょう。

事故を予防するためには、以下の点に注意しながら組立てを行い、その後も定期的に点検しながら使用することが大切です。

  • (1)組立て前に、部品がそろっているか、傷等がないか確認しましょう。
  • (2)組立説明書をよく読み、完成図を確認しましょう。
  • (3)組立て時は作業スペースを広めに確保しましょう。
  • (4)組立て中の指挟み等に注意しましょう。
  • (5)組立て後も、ねじ等の緩みがないか、定期的に点検しましょう。

消費者庁公表資料

安全啓発資料(動画)

ねじの緩みにより2段ベッドで発生した落下事故の再現(提供:国民生活センター)

担当:消費者安全課