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第1部 第2章 第4節 これまでの取組の評価と課題

第1部 【特集】消費者庁及び消費者委員会設立10年~消費者政策の進化と今後の展望~

第2章 消費者庁及び消費者委員会の10年

第4節 これまでの取組の評価と課題

本章第2節、第3節で示したとおり、消費者庁及び消費者委員会は2009年9月の設置以来の約10年間で、当初期待されていた諸課題に積極的に取り組み、消費者行政の一元化や地方消費者行政の強化、各種法令の整備・執行等、一定の成果を挙げてきました。

消費者政策の推進により消費者の安全・安心を確保することは、消費者が主役となる社会の実現や、消費の活性化、さらには経済の好循環の実現にとって大前提となる重要課題であり、消費者庁及び消費者委員会は、今後、消費者利益の擁護・増進に向けて更に取組を強化していくことが必要となります。

本節では、消費者への意識調査の結果からみたこれまでの約10年間の取組の評価を行った上で、今後の更なる取組の強化に向けて残された課題を明らかにしていきます。

担当:参事官(調査研究・国際担当)