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COLUMN12 「健康と生活に関する社会実験」プロジェクト

「健康と生活に関する社会実験」プロジェクト

消費者を取り巻く環境が急速に変化し、消費行動が多様化する中、消費生活の現状や消費者問題について的確に把握するとともに、消費者に対する普及・啓発、情報提供の手法について調査・研究を行うことがますます重要になっています。

新未来創造オフィスでは、依田高典教授(京都大学大学院経済学研究科、消費者庁客員研究主幹)の指導の下、消費者の行動と行政による情報発信の手法に関する調査・研究の一環として、行動経済学(※注)等の知見を活用した、「健康と生活に関する社会実験」プロジェクトを実施しています。

具体的には、生活協同組合とくしま生協の協力の下、消費生活上の意識や行動、食品の選択等について、2018年1月にアンケート調査を行いました。

2018年度から2019年度までにかけては、この結果を踏まえ、消費生活上の問題意識ごとにモニターをグループ分けし、それぞれ異なる方法で情報提供・働き掛けを行うことで、消費行動や健康の改善にどのような影響が及ぶかについて明らかにします。

「健康と生活に関する社会実験」プロジェクト

(※注)行動経済学とは、心理学の研究成果を用いて、より「現実的な」人間の経済行動をモデル化し、経済・社会現象を実証的に分析する学問です。

担当:参事官(調査研究・国際担当)