文字サイズ
標準
メニュー

COLUMN13 子供もお年寄りも 買い物中の事故に御注意

子供もお年寄りも 買い物中の事故に御注意

転倒事故に気をつけて

消費者庁には、店舗・商業施設での事故情報が845件寄せられており(2009年9月から2016年10月末まで)、このうち7割以上が床滑り・つまずきなどによる転倒事故です。転倒事故の3割以上で骨折などの重傷を負っており、高齢になるにつれて重症化する割合が高い傾向にあります。転倒事故は濡れた床、段差や凹凸で多く発生しており、また台車や床に置かれた商品箱につまずいて転倒することもあります(上図参照。)。買い物中は足下や周囲に注意を払いましょう。危ないと感じたら、お店の方に伝え、安全策をとってもらいましょう。

また、国民生活センターが、医療機関ネットワーク(注1)に寄せられた店舗での事故情報295件(2011年4月から2016年10月末まで)を分析したところ、約4割が店舗用ショッピングカート(以下「ショッピングカート」といいます。)に関する事故でした。ショッピングカートに関する事故の約7割が1歳以上3歳以下の幼児についてのもので、6歳以下の事故についてみると、8割以上で頭部や顔面にけがを負っています。国民生活センターは事業者にアンケートを実施し、ショッピングカートの大きさを調べましたが、座面の高さは最大で80cm、籠の上端の高さは最大で89cmでした。国立研究開発法人産業技術総合研究所の分析(3歳児が床面と水平な状態で転落したと想定してシミュレーション)によれば、硬いコンクリートの床面に約73cm以上の高さから落ちると頭部損傷(頭蓋骨骨折等)のリスクが高く、ショッピングカートから子供が転落すると大変危険であることが分かります。ショッピングカートの注意表示を確認して、決められた幼児用座席に座らせましょう。

消費者庁ウェブサイト

「店舗・商業施設で買い物中の転倒事故に注意しましょう~師走・クリスマス・お正月の買い物は注意して~」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_007/

国民生活センターウェブサイト

「医療機関ネットワークにみる店舗用ショッピングカートでの子どもの事故-転落時の頭部損傷のリスクが高く、危険です!-」 http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20161207_1.html国民生活センターの「見守り新鮮情報」リーフレット

見守り新鮮情報

  • (注1)「医療機関ネットワーク事業」は、参画する医療機関(2016年3月時点で30機関)から事故情報を 収集し、再発防止にいかすことを目的とした、消費者庁と国民生活センターとの共同事業。

担当:参事官(調査・物価等担当)