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COLUMN2 中学生によるチーム「food moVing on!!」の活動

食品ロス削減シンポジウムの開催

お茶の水女子大学附属中学校の生徒によるチーム「food moVing on!!」は、2016年7月にこども国連環境会議推進協会に参加したことをきっかけに結成されました。中学生としては初めて「NO-FOODLOSSプロジェクト」にも参加し、地域や他団体と連携して活動しています。

活動では、食品ロスについて皆にもっと知ってほしい!、食への意識を持つ人を増やしたい!、誰かではなく自分たちから未来を変えて行こう!、という意識の下、数々のアクションプランを立ち上げました。具体的なアクションと成果の一例は次のとおりです(図)。この活動は、2016年度こども国連・リプトン サステナビリティ大使賞(大賞)を受賞しました。

2016年アクションプランと成果(一例)

多くのアクションが成功したのは、背景に、中学生の学ぼうとする姿勢に対して、誠実に正面から生徒達に向き合った協力者や支える輪があったからだと考えています。この活動を通して、生徒たちからは「実際に行動し、新しい気付きを得ることが未来に向かい、問題解決につながる」、「一人一人の行動が変わると社会全体での問題解決に近付く」との感想が寄せられています。今後も多くの生徒達に声を掛け、活動の輪が広がっていくことが期待されます。

担当:参事官(調査研究・国際担当)