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COLUMN1 食品ロス削減シンポジウムの開催

食品ロス削減シンポジウムの開催

消費者庁・農林水産省・環境省の主催で「もったいないを見直そう~食品ロス削減シンポジウム~」を2016年10月28日に開催しました。各界の好取組事例を紹介することにより、食品ロスの現状や取組状況を知り、食品ロス削減に向けた意識醸成を図るために企画しました。

(1)事例紹介・パネルディスカッション

地方公共団体、事業者等から、食品ロス削減に向けた取組を紹介していただきました(福井県、長野県松本市、日本気象協会の取組の詳細については別コラム参照。)。続けて、事例紹介発表者をパネリストとしてパネルディスカッションを行いました。様々な立場で食品ロス削減に取り組んでいる発表者の話について、暮らしに身近な視点から考え、知識を深めることができました。

もったいないを見直そう-食品ロス削減シンポジウム- 事例紹介・パネルディスカッション

(2)展示スペース

シンポジウム会場に展示スペースを設け、地方公共団体、消費者団体及び事業者による食品ロス削減に関するポスターやパンフレット、商品等の展示を行い、参加者の方々に事例発表以外の取組も紹介できるよう努めました。

展示スペース 展示スペース

(3)参加者からの感想

シンポジウムの参加者にアンケートを実施しました。アンケートによれば、来場目的は「業界の動向に関する情報収集のため」が一番多く、次いで「消費者と連携した取組等の情報収集のため」、「地方公共団体の取組の情報収集のため」でした。また、「自社又は個人の食品ロス削減の参考とするため」との回答も多くみられました。

シンポジウム全体については、「様々な視点での発表は参考になった」、「本から得られない情報も多く、ためになった」等の感想がありました。また、事例発表については、「様々な分野の取組がバランス良く聞けて良かった」、「知らないことがたくさんあり勉強になった」、パネルディスカッションについては、「食品ロスは非競争分野なのでどんどん協力連携したいが、どうすればいいのか」、「課題が分かって勉強になった」等の感想がありました。

担当:参事官(調査研究・国際担当)