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ICPEN詐欺防止月間(2020年)

-新型コロナウイルス感染症に便乗した詐欺に注意しましょう-

消費者庁では、消費者保護に関する国際ネットワークであるICPEN(※)が実施し、世界中のICPEN加盟国が参加する、消費者に対する国際的な啓発キャンペーン「詐欺防止月間(Fraud Prevention Month)」に参加しています。我が国では、毎年5月の「消費者月間」に合わせ、キャンペーン活動を行っています。今年の世界共通テーマは、新型コロナウイルス感染症(正式名称:COVID-19)の拡大を受け、「新型コロナウイルス感染症に便乗した詐欺」となっています。
消費者の皆様におかれましては、このキャンペーンを、詐欺被害の未然防止に役立ててください。

  • (※)ICPEN(アイスペン:International Consumer Protection and Enforcement Network(消費者保護及び執行のための国際ネットワーク))は、国境を越えた不正な取引行為を防止するための取組の促進を目的とした、各国の消費者保護関係機関をメンバーとする非公式会合。

1 新型コロナウイルス感染症が世界的に大流行

2019年末に端を発した新型コロナウイルス感染症は、2020年に入って世界的に拡大し、3月にはWHOがパンデミック宣言を出しました。以後、多くの国で非常事態宣言が出され、いくつかの国では、いわゆるロックダウン(都市封鎖)といった強制的措置が採られているところです。我が国においても、4月に緊急事態宣言が出され、外出自粛や施設等の休業が要請されるなど、深刻な事態となっています。このような状況下、世界中で新型コロナウイルス感染症に関連し、様々な詐欺が発生しています。

2 関連する悪質商法

WHOは、20204月現在、新型コロナウイルス感染症に対し効果が実証されたワクチンは開発されていない、としています。しかしながら、ICPEN加盟国では、新型コロナウイルス感染症に効果のある薬や商品を勧められる、また、新型コロナウイルス感染症予防に有効とされる、マスクや消毒液などが法外な値段で販売される、などの事例が多数報告されています。
我が国においても、現時点で、新型コロナウイルスに対する効果を裏付ける根拠は認められていないにもかかわらず、インターネット広告において、当該ウイルスに対する予防効果を標ぼうする健康食品、アロマオイル、光触媒スプレー等の商品の広告表示が見受けられますので注意が必要です。
このほか、注文した覚えのないマスク等を一方的に送り付けて、料金を請求する事例や、政府による現金給付や助成金などの支援策に便乗し、行政の名をかたってキャッシュカード番号や銀行口座情報、暗証番号といった個人情報を詐取しようとする悪質な事例も発生しています。

3 重要なのは正しい情報

新型コロナウイルス感染症に関連する悪質商法から身を守るには、正しい情報を見極めることが重要です。デマや風説に惑わされないよう、情報の事実確認を行いましょう。もしオンラインで商品やサービスを購入する場合には、そのウェブサイトが安全で、信頼できるサイトか、掲載されている情報は正しいか、など、購入ボタンを押す前に、もう一度よく確認し、少しでも疑わしいところがある場合は購入を思いとどまりましょう。万が一、購入ボタンを押してしまった場合でも、慌てず、落ちついて、消費者ホットライン「188」にご相談ください。

4 詐欺や悪質商法から身を守るコツ

詐欺や悪質商法に遭わないようにするためには、慌てず、不審なメールや電話を相手にしないことが重要です。
例えば、注文した覚えのないマスク等が一方的に送付されてきた場合には、絶対に慌てて代金を支払ったり、業者に連絡を取ったりしないでください。また、現金給付等各種支援策に関連づけて行政の名をかたり、銀行口座番号等の個人情報を聞き出すような電話やメールが来た場合には、徹底して無視し、決して先方とは連絡を取らないでください。
いずれの場合も、一人で悩まずに、まずは消費者ホットライン「188」にご相談ください。
また、消費者庁のウェブサイトでは「新型コロナウイルス感染症の拡大に対応する際に消費者として御注意いただきたいこと」、及び国民生活センターのウェブサイトでは「新型コロナウイルス感染症関連」として消費者の皆様に情報を提供しておりますので、是非ご覧ください。

消費者庁
国民生活センター


担当:消費者政策課