平成27年度消費者月間 みんなでつくろう!消費者が主役の社会!!
消費者月間とは
昭和63年から毎年5月を「消費者月間」※とし、消費者、事業者、行政が一体となって、消費者問題に関する教育・啓発等の事業を集中的に行っています。
平成27年度消費者月間(5月)では、「みんなでつくろう! 消費者が主役の社会!!」を統一テーマとし、消費者が主役となって選択・行動できる社会の形成に向けた取組の促進を図ってまいります。統一テーマの「みんな」とは、消費者、消費者団体のみならず、事業者、事業者団体等を含めた社会経済の全ての主体を意味します。また、行政も国、地方の様々な段階で、縦割りを超えて、消費者行政担当部局間の連携はもちろんのこと、福祉、教育、環境、産業振興行政担当部局等との横の連携を強化していくことが不可欠となっています。行政を含む多様な主体の連携・協働が促進され、全国で新たな取組が展開されていくことを期待します。
消費者庁としてはこうした連携・協働の取組を全力で支援してまいります。
- ※「消費者保護基本法(消費者基本法の前身)」が昭和43年5月に施行されたことから、その施行20周年を機に、昭和63年から毎年5月が「消費者月間」とされました。
- 報道発表資料(平成27年4月24日)
―平成27年度消費者月間について―「みんなでつくろう! 消費者が主役の社会!!」[PDF:1.9MB]
主な事業
消費者支援功労者表彰等
消費者利益の擁護・増進のために各方面で活躍されている方々を表彰する制度として、昭和60年より実施してきました。
従来、内閣府特命担当大臣表彰として実施してきましたが、消費者庁の創設に伴い、平成23年度から内閣総理大臣表彰を筆頭としたものに格上げしました。
なお、平成27年度の表彰式を平成27年5月26日(火)に内閣総理大臣官邸大ホールにおいて行いました。
- 平成27年度消費者支援功労者表彰
消費者月間シンポジウムの開催
- 日時:5月25日(月) 15時00分開催(受付 14時~)
- 場所:イイノホール&カンファレンスホール(東京都千代田区内幸町2丁目1−1)
- 内容:
- 第一部:
- 基調講演
- 講演者:野村 豊弘 氏(学習院大学名誉教授)
- パネルディスカッション
- パネリスト
- 伊東 香織 氏(倉敷市長)
- 河野 康子 氏(全国消費者団体連絡会事務局長)
- 坂倉 忠夫 氏(公益社団法人消費者関連専門家会議(ACAP)理事)
- 山本 隆司 氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
- コーディネーター
- 板東 久美子(消費者庁長官)
- 基調講演
- 第二部:
- 消費者支援功労者被表彰者紹介 他
- 第一部:
平成27年度の消費者月間シンポジウムを平成27年5月25日(月)にイイノホール&カンファレンスホールにおいて行いました。
事業者、消費者団体、事業者団体、行政等による関連事業の実施
事業者、消費者団体、事業者団体、行政等が消費者月間に関して各種の事業を実施します。
各種媒体による積極的な広報
地方公共団体等の広報誌や各種メディアを通じて、消費者月間についての広報を積極的に実施します。
また、消費者月間ポスターを作成し、地方公共団体や消費者団体、事業者・事業者団体、鉄道会社の各駅等で掲出します。(駅などでポスターの掲出に御協力いただいた鉄道会社[PDF:187 KB])
過去の消費者月間
平成26年度消費者月間についての情報は、国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)サイトにてご覧いただけます。- 平成26年度消費者月間
- 平成26年度消費者月間シンポジウム動画はこちら
お知らせ
ICPEN詐欺防止月間の実施
平成27年度消費者月間ホームページにおいて詐欺及び詐欺的行為に対する消費者保護のための法執行権限を持つ関係8省庁(警察庁、金融庁、国土交通省、消費者庁、総務省、経済産業省、観光庁) 及び国民生活センターによる詐欺未然防止の取組をワンストップで紹介しています。
*ICPEN(International Consumer Protection and Enforcement Network)
国境を越えた不正な取引行為を防止するための取組の促進等を目的とする国際ネットワーク。OECD加盟国を中心とする各国の消費者行政の法執行当局等が参加している。
担当:消費者教育・地方協力課