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岡村消費者庁長官記者会見要旨(平成31年1月30日(水))

日時:平成31年1月30日(水)14:00~14:09  於:中央合同庁舎第4号館6階消費者庁記者会見室

1.発言要旨

皆様、こんにちは。
まず、「モバイルバッテリーの事故防止」について申し上げます。
本年2月1日から、電気用品安全法で定められた技術基準に適合した製品であることを示すPSEマーク、Product Safety Electrical appliance & materialsの略のPSEと伺っておりますが、このPSEマークが付いていないモバイルバッテリーの販売が一切禁止されます。
本件については、経済産業省が周知に取り組まれており、先週、製品評価技術基盤機構、NITEからも、モバイルバッテリーをはじめとしたリチウムイオンバッテリー搭載製品の事故に関する注意喚起が行われたところです。
また、モバイルバッテリーは、スマートフォンやタブレット等を充電できる予備の電源として、近年、急速に普及し、多くの消費者に身近な製品となっており、電池関連の業界団体や、モバイル製品に関する業界団体も、それぞれ啓発に取り組まれているところです。
スライドにありますように、NITEのプレスリリースでは、事故防止のポイントが3点挙げられております。
消費者庁では、リコール情報サイトにおいて、リコール対象品の情報を掲載しておりますので、是非ご活用ください。
また、製造事業者などをよく確認して購入することは重要である一方、安全な製品でも、強い衝撃を与えるなど、取扱いを誤ると事故につながるおそれがあることから、本日、TwitterとFacebookにおいて、消費者の皆様にモバイルバッテリーの危険性と適切な取扱い方についての呼び掛けをいたしました。
また、消費者に安全な製品を選択いただけるよう、業界団体にご協力いただき、PSEマークの付いたモバイルバッテリーの例をご用意いたしましたので紹介いたします。
消費者の皆様におかれましては、このマークをよく確認した上で購入いただくとともに、使用上の注意を守ってご使用いただくようお願いいたします。
次に、「エシカル・ラボ in 京都」の開催について申し上げます。
「エシカル・ラボ」は、エシカル消費の意義や必要性などについて、広く国民の皆様に情報提供し、国全体での幅広い議論を喚起することを目的とするシンポジウムです。これまでに全国5か所で開催し、「エシカル消費」の取組の輪が広がりつつあることを実感しております。
今年度は、既に秋田県と山口県の2か所で開催し、ご来場いただいた皆様方に、身近なところで行われている「エシカル消費」の取組に目を向けていただき、理解を深めていただく機会となりました。
そして、今年度最後となる「エシカル・ラボ」を3月9日土曜日に京都府で開催いたします。
今回は、シンポジウムのほか、府内の事業者や民間団体、学生団体などの幅広い皆様にご協力いただき、「エシカル消費」に関わる物品販売や展示、ワークショップなどを実施いたします。
京都府の多くの方々とのパートナーシップで、「エシカル消費」の機運を更に盛り上げるとともに、それを全国に発信することで、一人一人の消費の力が世界の未来を変えるという大きな可能性を、より多くの方々に伝えられるよう取り組んでまいります。
全国への発信に当たり、報道各位におかれましてもご協力のほど何とぞよろしくお願い申し上げます。
なお、全都道府県を対象に開催希望を伺った上で、来年度は富山県、石川県、静岡県、兵庫県での開催を予定しております。詳細は決定次第お知らせいたします。詳しくは担当の消費者教育・地方協力課にお問合せください。
私からの発言は以上です。

2.質疑応答

フジテレビの一之瀬です。
冒頭にありましたモバイルバッテリーに関してなのですけれども、2月を前にそのPSEマークが表示されていないバッテリーが駆け込み的に安売りされている現状があると思いますが、これによってマークが表示されていない製品の流通が逆に増えていることについての懸念はあるかどうかということについて1点と、今現在PSEマークが付いていない製品を使っている方については、安全なのかどうか不安に感じていらっしゃる消費者もいると思うので、それについてコメントをいただければと思います。

ご指摘のとおり、本日現在1月31日までは経過措置期間中でございますから、PSEマークが付いていない製品が販売されるということはあり得ることと認識しております。
PSEマークが付いていない製品全てが、直ちに危険であるとは言えません。また、お手元にPSEマークの付いていない製品を使っていらっしゃる消費者の方も多数おいでだと思います。
これからの購入に際しては、消費者の方におかれましては、製造者、輸入業者等がしっかりしたメーカーないし販売業者であること、輸入業者であることなどをきちんと確認の上、慎重に購入の決定をしていただきたいと思います。
モバイルバッテリーの事故が増えているという現状でございますから、現在お持ちの製品について不具合や不安を感じたときには、製造事業者などへの問合せを躊躇しないでいただきたいと思います。
更には、安全な製品であっても使い方次第では、例えば強い衝撃を与えるなど、誤った使い方をいたしますと、事故につながるおそれがあります。したがいまして、PSEマークの有無に関わらず、消費者の方々におかれましては、取扱いについては丁寧にお願いいたしたいと思います。