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岡村消費者庁長官記者会見要旨(平成31年1月16日(水))

日時:平成31年1月16日(水)14:00~14:06  於:中央合同庁舎第4号館6階消費者庁記者会見室

1.発言要旨

皆様こんにちは。
本日は来年度の消費者月間、すなわち新元号となる本年5月の消費者月間につきまして、統一テーマを決定いたしましたのでお知らせいたします。
ご承知のとおり昭和63年以降、毎年5月は「消費者月間」とされておりまして、消費者、事業者、行政が一体となって消費者問題に関する啓発・教育等の事業を集中的に行う月間でございます。
この「消費者月間」において、関係者全ての共通目標として掲げるのが統一テーマですが、来年度のテーマは本年度に引き続きまして、「ともに築こう 豊かな消費社会 ~誰一人取り残さない2019~」と決定いたしました。
今年度の消費者月間では、SDGsを取り上げたこの統一テーマを掲げたことで、消費者に関わるあらゆる立場の主体が、消費者が安全・安心で心豊かに暮らすことができる社会の実現という共通の目的を目指しているという認識を、広く共有していただけたと感じております。
また、SDGsにも示されておりますように、それぞれが自分のできることや役割に目を向け、連携して行動することが重要であること、そのためには継続的に取り組まなければならないことなどを改めて実感いたしております。そこで、来年度もこの統一テーマを掲げることといたしました。
また、消費者、事業者、地方公共団体、関係省庁、学生、関係団体、メディアなど、様々な立場の皆様に、積極的に活動いただくためにも、例年より早い時期に統一テーマを決定し、公表させていただく次第です。
先週末には、静岡市で「東京ガールズコレクション」に併せて開催された「SDGs COLLECTION」に参加し、世界的なトップモデルである冨永愛さんとのトークショーを行うほか、消費者庁としてもイベントブースを出展し、エシカル消費などの取組を紹介してまいりました。
また、会場では、ファッションに関わる方、事業者の皆様、高校生など、地域の様々な皆様が協力し合いながら、SDGsの発信に取り組まれており、その姿を大変、力強く感じました。
消費者庁としても、引き続きSDGsの理念、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指して、積極的に取り組んでまいります。
SDGsの17番目の目標、パートナーシップに示されておりますとおり、消費者、事業者、行政、そしてメディアの方々、皆様方との連携を強化して、今年も取り組んでまいりたいと思います。何とぞよろしくお願い申し上げます。