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岡村消費者庁長官記者会見要旨
(平成30年12月5日(水)14:00~14:08 於:中央合同庁舎第4号館6階消費者庁記者会見室)

1.発言要旨

本日は、まず、除雪機による事故に関する注意喚起について申し上げます。
先週、消費者安全調査委員会から公表された、「歩行型ロータリ除雪機による事故」に関する経過報告に基づき、本日、除雪機による事故の防止について消費者への注意喚起を行いました。
調査委員会の経過報告によりますと、降雪量が多い11道県において、昨季だけでも8件の死亡事故、46件の重傷事故が発生しているとされています。これから、本格的な降積雪期を迎える前に、消費者の皆様へと注意が行き届くよう、このタイミングで呼びかけを行うことといたしました。
今回は、調査委員会の経過報告を踏まえ、除雪機による事故を防止するため、4点の注意を呼び掛けております。
その中でも、特にご注意いただきたいのが、デッドマンクラッチの「無効化」の防止です。
デットマンクラッチとは、手を離すと自動的に除雪機が止まる重要な安全装置のことですが、これを器具で固定したり、紐で縛って固定したりして使用すると、重大な事故に発展する可能性がありますので、絶対にやめていただくようお願いいたします。
実際に作業を行う方だけでなく、ご家族や周囲の方も事故の危険性と事故防止の注意点を認識し、危険な使い方をしている方を見かけたら、一声かけていただきたいと思います。
お手元にもお配りしておりますが、デッドマンクラッチの無効化について、特に注意を呼びかけるため、今回、新たにイラスト入りの啓発チラシを作成しているところです。
本件については、内閣府の防災担当部局や、国土交通省、消防庁などの関係府省庁と連携して、地方公共団体への周知を行い、豪雪地帯を中心に、地方の広報紙への掲載や啓発チラシを活用いただくようご協力をお願いしております。
記者の皆様におかれましても、消費者の皆様への周知にご協力いただけますと、有り難く存じます。
次に、外食時の「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンの実施について申し上げます。
消費者庁では、関係省庁や地方公共団体の皆様と連携して、食品ロス削減の推進に向けた取組を行っております。
平成30年12月から平成31年1月までの忘年会・新年会シーズンに、農林水産省、環境省、全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会と連携して、外食時の「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンに取り組んでおります。
詳細は、お手元に配付しておりますニュースリリースをご覧ください。

2.質疑応答

ニッポン消費者新聞の丸田です。
2点あります。1点目が除雪機の件なのですけれども、注意喚起としては定期点検を行うと出ております。それで、消費者庁として業界団体に対して期待されることは何なのかをお聞きしたいと思います。業界団体の後ろの安全チラシを見ますと、定期点検が記載されていなかったので、お聞きしたいです。
もう1点が、食品ロスの量なのですけれども、これはそもそも、増えているのか、減っているのか、お分かりになれば教えてください。
消費者安全課

業界団体に対してですけれど、先ほど長官から申し上げたとおり、関係省庁とは情報共有しておりまして、経済産業省にも協力依頼を我々からさせていただいているところで、業界団体は経済産業省と連携していただいて、改めてその購入したユーザーに対して、本件の周知、定期点検の重要性の周知をしていただきたいと思っているところでございます。
また、消費者安全調査委員会の経過報告に基づいて今回の対応をしておりますので、経済産業省にしても、我々にしてもそうなのですけれど、引き続き消費者安全調査委員会の調査の行方を見ながら、業界とも一緒に対応を考えていきたいと思っております。

食品ロスの量につきましては、最新の数字ではないですが、国連の食料援助の量の約2倍、日本で捨てられていると。うち約半分は家庭からも出ているということで、消費者庁も広く呼びかけているところです。
実は、消費者庁はこういった形での全国への呼び掛けを、既に数年前から続けております。2017年の第1回「食品ロス削減全国大会」でも、全国から取組が少しずつではありますが浸透しているという報告をいただいているところですし、少なくとも削減する方向への努力は進んでいるものと思います。
数字自体につきましては、最新の数字が取れましたら、ご報告できるものがありましたら、この場でも発表していきたいと思います。

消費者政策課

最新の数字で申し上げますと、平成27年度の推計としまして、646万トンという数字が公表されております。近年の推移なのですけれども、ここ数年、2年ぐらいで、僅かではありますが、少なくなってきたところではあったのですけれども、27年度の推計では少し増えているという形になっております。