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宮腰元内閣府特命担当大臣記者会見要旨
(2019年7月23日(火) 10:44~10:48 於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

発言要旨

特になし

質疑応答

朝日新聞の吉川です。
大臣が担当されている「基地跡地の未来に関する懇談会」についてです。委員に吉本興業の大﨑会長が就かれていますけれども、今般、吉本興業の所属の芸人さんによる闇営業問題とその対応、会社の対応が問題になっていますけれども、委員としての適正をどのようにお考えかと、あと、今後の開催への影響とか今後の対応、何かありましたらお答えいただければと思います。

吉本興業の所属タレントによる問題に関しまして、昨日、同社の岡本社長による記者会見が行われたと承知いたしております。
大﨑氏につきましては、「基地跡地の未来に関する懇談会」におきまして、沖縄国際映画祭を開催されている実績等も考慮し、有識者として御知見をお借りしているものでありまして、現時点で委員をお務めいただいていることに関して、特段の対応は考えておりません。

琉球新報、知念です。
話題変わります。国の文化審議会は19日に重要無形文化財、人間国宝に琉球古典音楽から中村一雄さんを認定するように柴山文科大臣に答申しました。組踊の総合認定で12人を追加認定することも答申されています。沖縄県からの人間国宝は13人目となりますが、沖縄の芸能振興を含めて、大臣の受け止めをお願いします。

先週19日に開催されました文化審議会におきまして、「琉球古典音楽」の中村一雄さんを国指定重要無形文化財、「琉球古典音楽」保持者、いわゆる人間国宝として追加認定すること、大湾満さんを始めとする12名を重要無形文化財「組踊」保持者の団体の構成員として追加認定することについて、答申がなされました。
いずれについても、沖縄の伝統芸能の芸術上・歴史上の価値が高く評価されているものでありまして、沖縄振興を担当する大臣として、今回の答申を歓迎するとともに、追加認定が答申された皆様のこれまでの研鑽に対しまして、深く敬意を表したいと思います。
この中村さんは「琉球古典音楽」の保持者、いわゆる人間国宝としては3人目であります。お一人はもう既にお亡くなりになっておいでになりますが、3人目ということで、この先も「琉球古典音楽」の保持者として、次に続く人が出ておいでになることを期待いたしたいと思っております。
また、「組踊」につきましても、今回12名の方を団体の構成員として追加認定するということになりましたが、この「組踊」についても、後を継いでいく方々がちゃんと次々出ていただくということを期待いたしたいと思っております。
内閣府におきましては、これまでも「国立劇場おきなわ」の整備など「琉球古典音楽」や「組踊」などの独自の歴史を持つ沖縄の芸術・文化の振興を支援してきたところでありまして、引き続き、沖縄の芸術・文化の魅力の発信、これを活かした地域振興等の支援に取り組んでまいりたいと考えております。