文字サイズ
標準
メニュー

宮腰元内閣府特命担当大臣記者会見要旨
(2019年4月23日(火) 9:09~9:14 於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

発言要旨

今日は私の方から2点、御報告があります。
まず、消費者及び食品安全担当大臣として発言します。
毎年5月は「消費者月間」です。昭和63年以来、今年で第32回目となります。今回のテーマは「ともに築こう 豊かな消費社会 ~誰一人取り残さない2019~」です。
「誰一人取り残さない」社会の構築は、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の基本理念であり、政府を挙げて取り組むべき課題です。
消費者庁もエシカル消費の普及・啓発を含む消費者教育の推進など、持続可能なより良い社会を目指す取組をより一層推進するため、このテーマを掲げることといたしました。
消費者庁としては、この消費者月間の機会を捉え、「消費者月間」の「5」月に188の頭二桁、「18」を合わせた「5月18日」を「消費者ホットライン188の日(いややの日)」と定め、「188(いやや)」の普及啓発を図ります。「188」(いやや)については、昨年7月からイメージキャラクター「イヤヤン」とともに普及に努めておりますが、記念日を定めるのは今回初めてです。
消費生活相談は、取引・表示・安全といった消費者政策のすべての分野の基礎をなすものであり、消費者月間中により多くの方々に188(いやや)を知っていただく活動を行うことは、極めて重要であると考えております。
「いややの日」には、普及・啓発のイベント等も予定しておりまして、より多くの方々が消費者ホットライン188(いやや)を身近に感じていただけるような一日になればと考えております。
消費者月間の期間中には、188の普及はもちろんのこと、消費者月間の統一テーマにも掲げている、「誰一人取り残さない豊かな消費社会」の実現に向けて、消費者、事業者、行政が一体となって取組を進めてまいります。このほか、消費者月間とギャンブル等依存症問題啓発週間、これは5月14日から20日まで、との連携強化を図り、依存症が疑われる者を相談や適切な支援につなげるため、188(いやや)への連絡の呼びかけなども、消費生活相談の現場において進めてまいります。
報道機関の皆様におかれましても、御理解と御協力をお願いいたします。
次に、沖縄担当大臣として御報告いたします。
本日の閣僚懇談会におきまして、環境大臣から今年も「クールビズ」を5月から9月末まで実施するとの発言がありまして、関連して私から「クールビズ」期間中服装の選択肢の一つに、沖縄の「かりゆしウェア」を加えていただくよう、御協力をお願いいたしました。

質疑応答

琉球新報、知念です。
週末に行われました、衆院沖縄3区補選について伺います。
米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する屋良朝博氏が当選しましたが、受け止めをお願いします。
また、関連するんですが、自民党などが推した島尻安伊子氏は、選挙前まで子供の貧困対策などを所管する宮腰大臣の補佐官をされていたと思いますが、再登板はあり得るのでしょうか。

一般論として申し上げれば、選挙は様々な施策に関し、有権者が総合的に判断するものですが、その結果に関して、大臣の立場で具体的にコメントすることは差し控えたいと思います。
私といたしましては、沖縄振興を担当する立場で、沖縄の振興に必要な施策にしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
また、大臣補佐官への再起用の御質問でありますが、これについては申し上げることはございません。