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福井内閣府特命担当大臣記者会見要旨(平成30年4月24日(火))

日時:平成30年4月24日(火)10:00~10:06  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室

1.発言要旨

本日の閣僚懇談会におきまして、環境大臣から今年もクールビズを5月から9月末まで実施するとの発言がございました。関連して私の方からクールビズ期間中、服装の選択肢の一つに、沖縄のかりゆしウェアを加えていただくよう御協力をお願いしたところでございます。

2.質疑応答

NHKの佐久間です。
沖縄市長選挙が行われまして、自民、公明の現職が再選されました。受け止めをお願いします。

沖縄市長選挙についての御質問でございます。個々の首長選挙の結果につきましては、私の立場からは具体的にコメントすることは差し控えさせていただきたいと存じております。
あえて一般論で申し上げさせていただくとすれば、選挙は地元の様々な課題に関しまして、住民の皆様が総合的に判断した結果と受け止めている次第でございます。いずれにしても、沖縄振興は国家戦略として重要な課題でございまして、市長と連携を図りながら適切に取り組んでまいりたいというスタンスでございます。

時事通信の木田と申します。
(普天間)基地の辺野古移設をめぐって、28日まで抗議集会が6日連続で開かれる予定です。この抗議は沖縄の声の表明の一つであると思いますが、御就任会見以来、沖縄の声に耳を傾け、心に寄り添うとおっしゃっている大臣として、どのように受け止めていらっしゃるのでしょうか。基地問題については所管のメインは防衛省かと思いますが、沖縄担当大臣としての御所感をお願いします。

今おっしゃった動きについての報道については、承知させていただいているところでございます。普天間飛行場の移設を始めとする沖縄の基地負担軽減に係る政府の取組については、沖縄の方々に説明を尽くす、この努力を継続していく必要があるということでございます。

沖縄タイムズの上地です。
昨日、沖縄県の方が、翁長知事が治療のため四、五週間入院するというふうに発表しました。県と国の事業の調整など、影響の方はどのようにお考えになるか教えてください。

昨日、県の両副知事が会見された内容を承知させていただいております。もう一度整理させていただきますと、昨日の富川、謝花両副知事がおっしゃったことは、腫瘍が良性か悪性かの判断には2週間ほど要するということ、そして検査結果を受けて治療や公務復帰の計画を立てるということ、そして今後4週間から5週間程度で退院できる見通しであるということ、当面は職務代理者を置かず、知事の指示を受けながら2人の副知事が職務を代行するということ等、会見されたと承知させていただいております。
私といたしましては、一日も早く早期に知事が公務に復帰されるよう、心からお祈り申し上げている次第でございます。

共同通信の老田と申します。
本日の閣議で、セクハラ疑惑を問われていた福田淳一財務事務次官の辞任が決まったようなのですが、大臣の御所感をお願いします。

先ほどの閣議で福田事務次官の辞任が承認をされました。本件につきましては直接コメントする立場にはございませんので、財務省にお聞きいただきたいと存じます。
その上で政府としては、今後一層の緊張感を持って行政の信頼回復、総理も官房長官もずっとこのキーワードをおっしゃっていただいておりますが、行政の信頼回復に向けて取り組んでいくということに尽きると思います。私どももつかさつかさで行政の信頼回復に向けて取り組んでいくということに尽きるわけでございます。

関連してフジテレビの伊藤です。
セクハラをなくしていくにはどのようなことが必要だとお考えでしょうか。

一般論で申し上げさせていただければ、その心の中でハラスメントだと思ったら、その瞬間にハラスメント、パワーにしてもセクシャルにしてもハラスメントだと思います。いずれにしても、絶対的な条件、一対一というのはなくて、相対的な人間関係の中で生まれるものと思いますので、そういう相対的な人間関係が生まれないよう、我々も心していきたいと思っております。

琉球新報の仲村です。
沖縄振興についてお伺いしたいんですけれども、西普天間住宅地区の跡地への普天間高校の移転の断念が決まったということで、これは昨年の骨太方針にも盛り込まれていたと思うんですけれども、今年の次期骨太についてはどのように対応する考えでしょうか。

今年の骨太の方針につきましては、今後与党における御議論も踏まえて取りまとめられていくものと承知させていただいております。
もう一度最初から整理させていただきますと、普天間高校の西普天間への移設につきましては、沖縄県が宜野湾市と緊密に協力しながら、用地の確保に向けて取り組まれてきたものと承知させていただいております。一方、移設が実現されないことは残念ではありますけれども、県が宜野湾市と共に鋭意努力されてきた結果、その結果として用地の確保が叶わなかったためでございますので、やむを得ないものと承知させていただいております。
骨太の方針につきましては今後の検討でございますし、与党の御議論も踏まえて取りまとめられていくということでございます。いずれにしても国としては、引き続き正に跡地利用のモデルケースでございますので、この沖縄健康医療拠点の形成に向けて、積極的に一生懸命支援してまいる所存でございます。