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福井内閣府特命担当大臣記者会見要旨(平成30年3月23日(金))

日時:平成30年3月23日(金)9:30~9:33  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室

1.発言要旨

明日、24日から25日にかけまして、北方対策担当大臣として初めて、北方領土隣接地域の根室市等を訪問させていただきます。現地では、納沙布岬等から北方領土を視察するとともに、元島民の皆様や地元自治体、関係者の皆様と意見交換を行う予定でございます。地元の関係者の皆様から直接、忌憚のない生の声をお伺いをして、北方領土をめぐる最新の状況をしっかりと把握してまいりたい次第でございます。

2.質疑応答

共同通信の中田と申します。
明日からの北方領土隣接地域の訪問で、元島民の方との懇談なりやりとりの中で、大臣が特に知りたいことですとか、やりとりしたいことは何でしょうか。

大臣就任後、できるだけ早く北方領土を視察したいと思っていたので、こうして早期に実現することになりまして、大変嬉しく思っている次第でございます。 十数年前に交流事業に参加した際、四島を目にした自分ではございますけれども、このたび担当大臣を拝命して、あらためて大臣として、まずは納沙布岬等から北方領土をこの目で見て、また、元島民の皆様や関係団体の方々から直接忌憚のない生の声をお伺いをして、北方領土をめぐる最新の状況をしっかりと把握してまいりたいと思います。元島民の皆様からも、忌憚のない生の声をじっくりと聞かせていただきたいと思っている次第でございます。

東京新聞の村上と申します。
今、北方領土視察の話もありましたけれども、先日は日露の外相会談も行われました。その北方領土での共同経済活動の具体化を進めることなども話し合われましたけれども、こういった日露外相の会談の成果というのを大臣としてはどのように見ていらっしゃるかということを、お願いいたします。

21日、日露外相会談が行われました。そこでは、北方領土問題に関しまして、元島民の皆様のための人道的措置について、航空機による墓参、追加的な出入域地点の設置、そしてアクセスが制限された区域への墓参を、本年も実施するための具体的協議を進めていくことで一致したと承知していますので、歓迎したいと思っております。これらの事業を受け持つ立場からいたしまして、実現に向けた更なる協議の進展を強く願っているところでございます。
また、共同経済活動につきましても、5月の(日露)首脳会談に向けて、協議を加速していくことで一致したとも承知をしておりまして、これらにつきましても協議の進展に期待をしているところでございます。