消費者のデジタル化への対応に関する検討会AIワーキンググループの設置について

1.設置趣旨

近年の急速なデジタル技術の発展により消費生活における日常行為の利便性・効率性が向上した一方で、新たな消費者トラブルも発生しており、デジタル技術の活用が消費生活にもたらす新たな課題への対応が求められている。これに対応すべく、消費者庁では、昨年12月から「消費者のデジタル化への対応に関する検討会」を開催しているが、特にAIの分野については、消費者とAIの関わり等、まだその実態を把握できておらず、消費者のAIに対する十分な理解が及んでいない状況にある。そのため、全ての消費者がAIを有効かつ安全に利用することができるよう、必要な方策等を検討するため、「消費者のデジタル化への対応に関する検討会」の下にAIワーキンググループを設置する。

2.主な検討事項

(1)日常生活における消費者とAIの関わりについて

(2)消費生活におけるAIの利便性とリスクについて

(3)消費者の利便性向上と消費者被害の防止について

3.スケジュール

令和2年1月31日(金)に第1回を消費者庁において開催する。以後、月1回程度で開催し、令和2年夏頃を目途に結論を得る。

第1回AIワーキンググループ 令和2年1月31日(金)12:00～14:00

4.事務局

AIワーキンググループの庶務は、消費者庁消費者政策課において処理する。

5.備考

• 議事要旨及びAIワーキンググループにおける配布資料は、原則として、各回の会議終了後、速やかに消費者庁ウェブサイトに掲載する。