表示対策 消費者が適正に商品・サービスを選択できる環境を守ります


インターネット上の広告表示

インターネットや携帯電話を利用した消費者向け電子商取引(BtoC取引)においては,消費者にとって,ウェブページ上の表示が商品・サービスの内容,取引条件等についての唯一の情報源であるところ,事業者は,商品・サービスの内容,取引条件等についてのウェブページ上の表示内容を簡単に変更することができます。
 BtoC取引では,コンピュータを利用して表示画面が設定され,また,通信回線を利用して取引が行われることから,次のような特徴がみられます。

  1. ウェブページ上の指示に従ってクリックしていけば契約が成立してしまう場合があるなど,契約の申込みが容易です。
  2. 画面上の制約があるため,画面をスクロールしなければ表示内容全体を見ることができない場合があります。
  3. 技術的な特徴として,多くの情報を提供できるようにするため,ハイパーリンク(文字列などをクリックすると他の場所にジャンプする仕組み)などの手法が用いられることが多いです。

そこで,BtoC取引の健全な発展の消費者取引の適正化を図るとの観点から,「消費者向け電子商取引における表示についての景品表示法上の問題点と留意事項」(PDF)において、BtoC取引における表示について景品表示法上の問題点を整理し,事業者に求められる表示上の留意点を取りまとめております。

「消費者向け電子商取引における表示についての景品表示法上の問題点と留意事項」のポイント

1 インターネットを利用して行われる商品・サービスの取引における表示

(1)商品・サービスの内容又は取引条件に係る表示について
ア 試験・調査によって得られた結果
 BtoC取引には,商品・サービスの選択等における消費者の誤認を招き,その結果,消費者被害が拡大しやすいという特徴があることから,商品・サービスの内容又は取引条件についての重要な情報が消費者に適切に提供される必要があります。
イ 表示上の留意事項
(2)表示方法について
ア 試験・調査によって得られた結果
 BtoC取引には,商品・サービスの選択等における消費者の誤認を招き,その結果,消費者被害が拡大しやすいという特徴があることから,商品・サービスの内容又は取引条件についての重要な情報が消費者に適切に提供される必要があります。
イ 表示上の留意事項
○ハイパーリンクの文字列について
○情報の更新日について

2 インターネット情報提供サービスの取引における表示

ア 景品表示法上の問題点
イ 表示上の留意事項

3 インターネット接続サービスの取引における表示

ア 景品表示法上の問題点
 DSL,ケーブルインターネット等のブロードバンド通信を可能とするインターネット接続サービスの商品選択上の重要な情報は,通信速度,サービス提供開始時期,サービス料金等であり,これらについての情報が消費者に適切に提供される必要があります。
イ 表示上の留意事項

問題となるインターネット上の広告表示の具体例

「送料無料」の表示

「送料無料」と強調表示した上で,「送料が無料になる配送地域は東京都内だけ」という配送条件をリンク先に表示する場合,例えば,ハイパーリンクの文字列を小さい文字で表示すれば,消費者は,当該ハイパーリンクの文字列を見落として,当該ハイパーリンクの文字列をクリックせず,当該リンク先に移動して当該配送条件についての情報を得ることができず,その結果,あたかも,配送条件がなく,どこでも配送されるかのように誤認する場合。

情報提供サービスの無料利用時間の表示

情報提供サイトにおいて,60分以上利用した場合に限り30分無料になるにもかかわらず,単に「30分無料」と,無料で利用が可能となる条件を明示せずに,あたかも,何ら条件がなく,無料で利用できるかのように表示する場合。

インターネット接続サービスの速度の表示

インターネット接続サービスについて,最大通信速度が保証されていないにもかかわらず,単に「通信速度最大○○Mbps」と,通信設備の状況等によっては通信速度が低下する場合がある旨を明示せずに,あたかも常に最大通信速度でサービスの提供を受けることかできるかのように表示する場合。

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