革又は合成皮革を製品の全部又は一部に使用して製造した手袋

1.材料の種類

• 表面に使用した材料の種類を表示する。
• その材料の種類が、次の表に掲げる材料の種類に属する場合は、それぞれの同表の種類を示す用語を用いて表示する。

• 二種類以上の材料を用いた場合、使用した部分ごとにその部分を示す名称と使用した材料の種類を表示すること。
• 製品の一部として繊維を使用した場合におけるその繊維については、『繊維製品品質表示規程』の内容に準じて【繊維の名称を示す用語】にその「繊維の混用率を示す数値」を併記して表示する。

2.寸法

• 寸法の表示に際しては、JIS S4051(成人用手袋のサイズ及びその表示方法)の2・1「手囲い」で規定される長さをセンチメートル単位の整数により表示すること。

3.取扱い上の注意

• 次に掲げる事項を製品の品質に応じて適切に表示する。特に、材料の種類として合成皮革を使用するものにあっては、使用樹脂の種類及び加工方法に応じた取扱方法を具体的に表示すること。
  1. 《イ》色落ち、硬化又は劣化に関する注意事項。
  2. 《ロ》保存、手入れ方法に関する注意事項。
  3. 《ハ》アイロン掛けに関する注意事項。

4.表示者名等の付記

• 表示した者の「氏名又は名称」及び「住所又は電話番号」を付記し、責任の所在を明らかにする。
• 例外として、革製の手袋で表面の面積のうち革の割合が100%を占める縫製品は、上記に代えて経済産業大臣の承認を受けた番号での表示も認められている。

表示方法等

• 手袋ごとに、消費者の見やすい箇所にわかりやすく記載する。下げ札やラベルの貼り付け又は縫い付けが一般的。
  • ※ただし、取扱い上の注意については、本体から容易に離れない方法(ラベルの縫い付け等が適切)にて表示する。

表示例

参考

• 繊維製品品質表示規程
• JIS S4051(成人用手袋のサイズ及びその表示方法)

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