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Vol.415 車内に子どもだけを残さないで!

暦の上では秋となりましたが、まだまだ厳しい暑さが残る時期です。子どもが車内に放置され熱中症で死亡する事故が発生しています。また、消費者庁には、子どもが車内に閉じ込められて熱中症になったという事故情報が医療機関(※)から寄せられており注意が必要です。

「自宅の屋根のない車庫で車の助手席に子どもを乗せた。保護者が運転席に乗り込もうとした時にはドアの鍵が掛かっていて、車の鍵は車中に置いたかばんの中に入れていた。外は暑く、119番通報し、50分後に救急隊が窓ガラスを割って子どもを救出したが、多量の汗をかいていて、軽度の熱中症。」(0歳)

子どもが車内に閉じ込められたり、放置されたりした場合、特に夏は短時間で車内の温度が上昇し、熱中症になって生命の危険が高まります。また、夏だけではなく、春や秋においても窓を閉めきった車内の温度は上昇するので、熱中症の危険はあります。車内に子どもが閉じ込められることなどないよう、ほんの少しの時間であっても車内に子どもを残したまま車から離れないようにしましょう。

(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成30年6月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。

(参考)
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担当:消費者安全課