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Vol.388 鉛筆や先がとがった文具でのけがに注意!

消費者庁には医療機関(※)から、子どもが鉛筆や先がとがった文具を持ったまま転倒し、顔に刺さってけがをするなどの事故報告が寄せられています。

「お絵かきをしていた兄姉のそばで、色鉛筆を両手に持って立ち、バランスを崩し前に転倒。右眼まぶたに色鉛筆が刺さり、頭蓋骨骨折。鉛筆の芯が目の周りに残ったため、摘出手術を行った。」(0歳)

「ボールペンの先をくわえたまま走り回り、転倒して、ソファにぶつかった。ペンの先端は出ていなかったが、口の中に刺さり、出血を伴うけがをした。」(1歳)

特に小さい子どもは、色鉛筆やボールペンなどのカラフルな色の文具に興味を持ちやすく、手に取って歩き回ったり、口にくわえたりするため、事故の危険性が高まります。先がとがった文具や細長い文具を子どもが手にするときは、歩き回ったり、口にくわえたりしないように、目を離さず注意しましょう。

また、兄姉や大人が文具を使っているときも同様に注意し、小さい子どもの目に付くところや手の届くところに、そのような文具を置かないようにしましょう。

(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成30年1月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けてい ます(医療機関ネットワーク事業)。

(参考)
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  • (WARP)国立国会図書館インターネット資料収集保存事業サイトにリンクしています。

担当:消費者安全課