Vol.385 鍋料理でのやけどに注意
冷え込みが厳しくなり、温かい鍋料理をする機会も多いことでしょう。鍋料理の準備中や食事中に、子どもがやけどをする事故情報が医療機関(※)から、消費者庁に寄せられています。
「肉をゆでていた鍋を子どもがひっくり返し、熱湯を正面からかぶってしまった。あごや胸、太ももなど、全身の15%程度にやけどを負い、入院。」(2歳)
「保護者がテーブルの上に鍋を置こうとしたとき、鍋が傾き、テーブル横のバウンサーに寝ていた子どもに熱湯がかかりやけどを負い、救急搬送された。」(0歳)
子どもは、鍋料理の匂いや湯気にひかれ、つい手を出したり、顔を近づけたりしがちです。料理中はもちろん、食事中も子どもが鍋を触らないように気を付け、鍋を運んだりテーブルに置いたりする際にも、周囲に子どもがいないか確認しましょう。 万が一、やけどをしたときは、患部を直接、又は着衣下のやけどは衣服の上から、すぐに水道水などの流水で冷やし、医療機関を受診しましょう。
(※)消費者庁は独立行政法人国民生活センターと共同で、平成22年12月から医療機関(平成29年10月時点で23機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
- (参考)
- 過去の関連メール
- Vol.370「キッチン周りには危険がいっぱい!」(WARP)
- Vol.322「カップ麺でのやけどに気を付けましょう!」(WARP)
- (WARP)国立国会図書館インターネット資料収集保存事業サイトにリンクしています。
- 独立行政法人国民生活センター「すき焼き鍋の持ち運びに注意(相談解決のためのテストから No.117)」
担当:消費者安全課