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電気ストーブや電気こたつの火災に注意しましょう!-火を使わない電気ストーブや電気こたつでも火災が発生しています-

  • (左)就寝中に電気ストーブが布団に接触。(右)こたつの中に座椅子を押し込むと危険です。

一年で一番寒い時期を迎えています。この時期は、電気ストーブや電気こたつによる火災が最も多く発生する時期です。

総務省消防庁によると、平成26年から平成30年までの5年間に電気ストーブによる火災は2,442件、電気こたつによる火災は192件発生しています。平成30年は、電気ストーブと電気こたつによる火災が合わせて493件発生し、死者が67人、負傷者は213人でした。特に65歳以上の高齢者で死者及び負傷者が多くなっており、高齢者が使用する際には十分な注意が必要です。

消費者庁に寄せられた事故事例を見ると、電気暖房器には裸火がないため火災は発生しにくいだろうという油断や誤解があり、電気ストーブや電気こたつで洗濯物を乾燥させていたり、ヒーターに布団や座椅子が接触していたりして、火災が発生していました。

電気ストーブや電気こたつの使用に当たっては、火災につながる危険性の高い、以下のような点に注意しましょう。

  • 【電気ストーブ・電気こたつ共通】
    • (1)就寝時、外出時やその場を離れるときは電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。
    • (2)洗濯物の乾燥等には使用しないようにしましょう。
    • (3)スプレー缶やライター等を近くに置かないようにしましょう。
    • (4)ヒーター部分のお手入れをして、ほこりやごみが付着したまま使用しないようにしましょう。
  • 【電気ストーブ】
    • (5)壁や燃えやすいものから離して使用しましょう。
  • 【電気こたつ】
    • (6)布団や座布団、座椅子をこたつの中に押し込まないようにしましょう。

消費者庁公表資料

参考

総務省消防庁

独立行政法人製品評価技術基盤機構

一般社団法人日本電機工業会(JEMA)