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COLUMN7 気象情報を活用した食品ロス削減の取組

気象情報を活用した食品ロス削減の取組

一般財団法人日本気象協会では天気予報で培った最先端の解析技術で商品の需要予測を行い、食品メーカーでの「作り過ぎ」を抑えて食品ロスを削減する取組を行っています。

(1)寄せ豆腐で約30%、冷やし中華つゆで約20%の食品ロス削減に成功

同じ気温30℃でも、5月に急に30℃になったときと8月に猛暑日(最高気温が35℃以上)が連日続いた後の30℃になったときとでは人間の暑さへの感じ方は異なります。このような「体感温度」を、SNSの気温に関する“つぶやき”データを基に数式化して精度の高い需要予測を行いました。その結果、寄せ豆腐で約30%、冷やし中華つゆで約20%の食品ロス削減を実現しました。

6月22日(水)発表 JWA特別天気予測 相模屋食料様 寄せ豆腐 当社独自手法による南関東冷やし中華つゆの売上解析結果

(2)需要予測で目指すサプライチェーンの姿

これまでのサプライチェーンではメーカー・卸・小売がそれぞれに売上を予測していることから生産量と発注量にミスマッチが生じ、食品ロスが発生する一因になっていました。日本気象協会では、天気予報を利用した高精度な食品の需要予測の情報をメーカーや卸、小売で共有化することで、更に食品ロスの削減が可能であると考えています。>

2016年度には、気象情報を活用した需要予測の情報をメーカーと小売で共有し、これまでの「見込み生産」(小売業からの発注量を予測してメーカーが商品を事前に生産)から「受注生産」(小売業の発注を受けてからの生産)へ変更することで食品ロスをさらに削除する活動にも取り組みました。

目指すサプライチェーンの姿 「eco×ロジ」マーク

担当:消費者調査課