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COLUMN9 エスカレーターの安全な乗り方

エスカレーターの安全な乗り方

東京消防庁によると、東京消防庁管内において、2011年から2014年までの4年間で5,308人が、エスカレーターでの事故により救急搬送されました(注61)。2011年には1,196人でしたが、2014年には1,443人と年々増加傾向にあります。年代では、65歳以上の高齢者が約6割と多数を占めています。

2011年から2014年までのエスカレーターでの事故による救急搬送人員数(東京消防庁管内)

事故の内容をみると、そのほとんどが転んだり落ちたりして受傷したものとなっています。こうした事故から身を守り、また事故を起こさないためにも、エスカレーターの利用に当たっては注意が必要です。バランスを崩したり、エスカレーターが様々な理由で緊急停止して不意の反動を受けたりすること等があります。このような時に、手すりをつかんでいなかった場合、大きな怪我につながります。

そもそも、エスカレーターの安全基準は、ステップ上に立ち止まって利用することを前提にしています。エスカレーター上の歩行は、バランスを崩して転倒する原因になるだけでなく、すり抜けざまに他の利用者と接触するなどして、事故になるおそれがあります。子供・高齢者・体の不自由な人など様々な人が利用していることを認識し、なるべく歩行を避けるなどの配慮をすることが必要です。

消費者庁では、2015年7月に「エスカレーターの事故に御注意ください!」と消費者に呼び掛ける注意喚起を行いました。

鉄道事業者等においても、2015年7月21日から8月31日にかけて、エスカレーターの安全利用を呼び掛ける「みんなで手すりにつかまろう!」キャンペーンを実施しており、消費者庁は国土交通省とともに、このキャンペーンを後援しました。

「みんなで手すりにつかまろう!」ポスター

消費者庁ウェブサイト

「エスカレーターでの事故に御注意ください!」
http://www.caa.go.jp/safety/index21.html

「平成21年4月8日に東京都内で発生したエスカレーター事故」に関する事故等原因調査報告書
http://www.caa.go.jp/csic/action/index5.html#m05


  • (注61)東京消防庁防災部防災安全課「救急搬送データからみる日常生活の事故 平成26年」

担当:消費者調査課