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福井内閣府特命担当大臣記者会見要旨(平成30年9月11日(火))

日時:平成30年9月11日(火)11:05~11:10  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室

1.質疑応答

東京新聞、村上です。
昨日ですが、米軍嘉手納基地所属の給油機と輸送機が那覇空港にダイバートしたということがありました。また先週になりますけれども、5日には普天間飛行場所属の米軍のヘリが、久米島空港に事前連絡なしに緊急着陸したということもありました。特に久米島の件では、事前の連絡がなかったということで、民間機の運営、運航にも影響を与えたということなんですけれども、こういったことに対して県民や観光客への不安でしたりとか影響についてどのようにお考えか。また、このようにちょっとトラブルが続いているという状況についてどのように捉えていらっしゃるかお伺いできればと思います。

昨日、米軍機C-12、そしてKC-135が天候不良のため那覇空港に着陸したと承知しております。本件につきましては、沖縄防衛局から地元自治体へ情報提供を行っております。
そして、今おっしゃいましたように、9月5日、米海兵隊所属ヘリ1機が、電気系統の警告灯が点灯したため、久米島空港に予防着陸したと承知しております。
久米島空港の事案の発生を受けまして、関係省庁である防衛省から米側に対しまして、安全管理の徹底等について申し入れたと承知しております。
いずれにしましても、いつも申し上げていることですけれども、米軍機の飛行に際しては、安全の確保が大前提と認識しているところでございます。

共同通信の阪口です。
昨日ですけれども、ロシアでプーチン大統領と安倍総理の会談がありましたけれども、ロードマップが示され、共同経済活動等も盛り込まれました。ビジネス・ミッションの派遣なんかもありましたけれども、受け止めをよろしくお願いいたします。

昨日10日に行われました日露首脳会談におきましては、平和条約締結問題に関連して、主として二本柱がございます。
まず、1本目の柱が共同経済活動の関係であります。5件のプロジェクト候補の実施に向けたロードマップを両首脳が承認し四島へのビジネス・ミッションの派遣を10月初めに実施することで一致したということでございます。
そして2本目の柱が元島民の方々のための人道的措置でございます。2回目の航空機墓参や臨時の追加的な出入域地点の設置を評価して、安倍総理から、こうした協力を積み重ねていくこととともに更なる改善を働き掛けて手続の簡素化を続けることで一致するなど、両柱において成果を上げることができたと考えている次第でございます。
今回の成果を基に、更に外交交渉を進めて、共同経済活動の具体化及び元島民の方々のための人道的措置の一層の充実が図られることを期待しているというのが私からのコメントでございます。