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成人期(高齢期)における各領域での目標と学習内容についてご紹介します。

各領域での目標と学習内容

領域ごとの目標と学習内容についてご紹介します。

安全の目標と学習内容

目標1 心身の状況に応じて、安全な商品を選んで使うことが出来る。
学習内容
  • ・ メーカーや業界団体等が提供している商品の安全性に関する情報の収集方法を知り、特に高齢者が留意すべき情報を理解する。
  • ・ 生活の中で使用する製品について、購入時に表示されているマークの意味や取扱上の留意点について説明を受ける習慣を身につける。
  • ・ 食品表示の見方、アレルギー物質等、商品に関する情報について正しい知識を理解する。
  • ・ 商品の使用に際し、操作を覚えるまでに学習時間がかかること、忘れてしまう場合があること等に配慮した予備体勢を確保する習慣を身につける。
目標2 商品による事故・危害を身近な人に相談出来る。
学習内容
  • ・ 商品事故に遭った時には、メーカー等が設置している窓口に相談すれば救済されることを理解する。
  • ・ 安全性に問題がある製品や食品により被害を受けた場合に、消費生活センター等の相談機関等を利用出来ることを理解する。
  • ・ 購入した商品に問題を感じたときに、適切な支援者から助言を得る習慣を身につける。
目標3 心身の状況に配慮した安全な商品を提供する取り組みに協力できる。
学習内容
  • ・ 製品や食品の安全が脅かされることによる社会的影響の重大さを知り、自己に及ぼす影響について理解する。
  • ・ 自治体や消費者団体、地域のNPO等が実施している安全に関する取り組みについて学び、興味がある活動に参加する習慣を身につける。
  • ・ 介護保険制度・介護事業者の第三者評価について学び、制度の適切な利用について理解する。
  • ・ 介護サービスの認定等の際に、自分の意思を伝える力を身につける。

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契約・取引の目標と学習内容

目標1 自己の判断・選択での不安に備えて、身近な人の協力が得られるようにしておくことができる。
学習内容
  • ・ 自らの心身の状況を把握した上で、家族に対してどのような協力を求めたいか話し合う習慣を身につける。
  • ・ 自らの心身の状況を把握し、周囲の人に委譲したいところを見極め、そのために必要となる手続きについて身近な人に相談する習慣を身につける。
  • ・ 家族や身近な親族等がいない場合に、適切な制度を活用できることを理解する。
  • ・ 病院、福祉施設の入退院、入退所の際、身元保証人の必要性や役割について理解する。
目標2 自らの年金や資産の状況を把握して、家計運営に活かすことができる。
学習内容
  • ・ 年金などの家計収入と生活費等の家計支出の現状を正しく理解する。
  • ・ 貯蓄と負債の残高を把握し、豊かで安定した生活のために資産を活用する方法を身につける。
  • ・ 金銭管理、財産管理に関連した不安やトラブルを身近な信頼できる専門家等に相談し、家計を安全に運営管理する習慣を身につける。
  • ・ 信託、財産管理サービスの委任、任意後見契約等に関する知識や公正証書による遺言状の作成方法・意義等を理解する。
目標3 契約する際に、契約の内容をよく確認した上で契約することができる。
学習内容
  • ・ 契約によって発生する社会的な責任を理解し、契約を誠実に履行することの重要性を理解する。
  • ・ 契約・取引の際に十分に内容を確認する習慣を身につける。
  • ・ 老朽化した家屋の補修等、高額の契約に際しては特に注意深く内容を確認し、トラブルの予防や対応方法を理解する。
  • ・ 老い支度(終末期医療、葬儀、埋葬等に関わる契約や費用等)について理解する。
目標4 契約・取引で心配や不安があるときに、身近な人に相談したり、高齢者支援のための制度や組織を利用できる。
学習内容
  • ・ 契約の際には周りの信頼できる人(アドバイザーや立会人)に相談できることを理解する。
  • ・ 契約・取引に関して不安を感じた場合に身近な人に相談する習慣を身につける。
  • ・ 契約・取引のトラブルに遭遇した場合の相談窓口の連絡先や相談方法を理解する。
  • ・ 高齢化に伴う物忘れや認知症に関連したトラブル事例を知り、トラブル防止のための成年後見制度等の活用方法を理解する。
  • ・ 介護保険制度、介護サービス、施設との契約等の活用方法について理解する。

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情報の目標と学習内容

目標1 心身の状況に応じて、情報通信を活用して商品の購入等ができる。
学習内容
  • ・ 心身の状況に応じて、パソコンを適切に操作するための基本的な技能を身につける。
  • ・ インターネット商取引やインターネットバンキング等の利便性と利用上の注意点を知り、適切な活用方法を考え、必要に応じて利用する方法を身につける。
  • ・ サービス利用や商品購入に関する消費者としての経験や知恵・疑問等を、インターネットを通じて発信し、適切な情報のやりとりを行う方法を理解する。
目標2 心身の状況に応じて、個人情報を守り、自他の権利や利益に配慮して情報通信を適切に活用できる。
学習内容
  • ・ 個人情報保護法の理念を知り、日常生活において個人情報を守ろうとする姿勢を身につける。
  • ・ インターネット上で個人情報を利用する場合の注意点を理解する。
  • ・ 悪質な訪問販売や催眠商法等に巻き込まれることにより、個人情報が流出する危険があることを理解する。
目標3 これまでの経験・知恵を知的財産として活かすことができる。
学習内容
  • ・ 自身の知見に知的財産としての価値を見出し、次世代に残すべき知恵として積極的に情報発信する習慣を身につける。

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環境の目標と学習内容

目標1 環境に関する新たなマークや表示等に関心をもち、商品の選択に利用することができる。
学習内容
  • ・ エコマークやグリーンマーク等、環境に配慮した商品に付けられているマークや表示の意味を理解し、その社会的な意義を理解する。
  • ・ 購買行動の際に、環境に配慮した商品を積極的に購入することが重要であることを理解する。
目標2 商品の使用・廃棄段階に関わり環境への影響に配慮して新しく制定された社会的なルールなどを理解し、商品の使用・廃棄について適切な対処ができる。
学習内容
  • ・ 消費生活と環境との関係性を知り、商品の適切な使用・廃棄方法が環境に対してどのように影響を及ぼすのかを理解する。
  • ・ 循環型社会を形成するための新しい制度等に興味を持ち、廃棄物を適切に分別する習慣を身につける。
  • ・ 家財処理等にかかる環境被害の可能性を学び、資産の処分の際にも廃棄やリサイクル等に配慮する必要があることを理解する。
目標3 環境保全に関する生活上の知恵や工夫を次世代に伝えることができる。
学習内容
  • ・ 地域の環境問題に関する様々な活動の意義を理解し、興味ある分野の活動に参加する習慣を身につける。
  • ・ 環境保全に関する社会活動の経験やエコライフの体験等を子どもたちや若い親世代に伝える習慣を身につける。

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